<ビギナーに対してのバイク選びの参考意見>

本来、どのようなバイクを選ぼうとも自由なのだが、とにかく自分がバイクに何を求めるか?ということは、はっきりさせておかないといけない。決して安くない買い物であり、相対的に危険な乗り物である以上、命を預ける訳でもあるので、賢い選択を心がけよう。

あまりに求めるものが多い場合は1台では要求を満たしきれないことも多いので、ある程度の割り切りも必要であろう。高い汎用性のバイクを選んでも、特化したバイクには当然敵わない。逆に、一つの用途にしか適さないバイクでは、他の用途には非常に使いにくい、と云う事だ。必要に応じて複数台の所有も考えよう。

基本コンセプトがしっかりしたのならば、それに沿って数ある車種の中から選べばよいだろう。最近では春には国内4大メーカーは各地で大々的に試乗会を行っており、 免許があれば誰でも試乗出来るようになっている。(川重のみARK店の紹介が必要か)他にも試乗車を常時置いている量販店もあるので、可能ならば積極的に当たってみよう。実際に乗ってみることが出来ても解らない事は勿論多いが、乗った感覚については「他人の主観的な意見」を100人分聞くより、自分自身の肌で理解することが出来るので選択材料としては大きいだろう。

気に入った候補が数台挙がれば、その車種の情報を集めて,後悔のない選択をすれば良い。周りの先達や、店の人、ネット上のHP等、幾らでも情報は集まる筈だ。勿論弊社も一応情報源のつもりだ(笑)。
実際に買う段では、信頼できる店を選ぼう。買ったらその後も整備や保証等で付き合うことになるので非常に重要である。元より新車販売では、店の利益は非常に薄いので値引き交渉などオススメしない。既にある程度引いた値段で売っており、それで十分。その分は少しでも店員との信頼関係の構築に勤めよう。通販は論外。
量販店も、メカニックの質云々で問題はあるかもしれないが、実際腕の良いメカニックのいる店が近くにあるほうが稀であり、転居や出先のトラブル等を考えるとその分の安心感も馬鹿に出来ない。
要は何事も過度に他人任せにせず、しっかり自分で判断、行動する事であろう。

車体色については、可能な限りじっくり検討してから決定することをお奨めする。 乗車時には着る物から何から色合わせのメインになってしまうし、何よりその人間のセンスが問われているのかもしれない。よくイメージした上で決める事。周りの人間にその色と自分のマッチングについて聞くのも良いだろう。辛辣な意見が聞けるかもしれないが(笑)

ともあれ、後悔の無い選択を。そして、選択したのは「自分自身」ということを肝に銘じておきましょう。

2003/05/15

CEOの主観によるバイク選び

なぜ大排気量バイク全盛なのか?

大排気量バイクのメリット