<ウィンカースイッチの接触不良/破損品再生>

昨日、約311,500qで、右にウインカースイッチを動かしても反応しない症状が発生した。

何度か操作した結果、出たり出なかったりであるので、おそらくスイッチ側の問題。
で、本日確認してみた。

前回ディマースイッチの接点を磨いたようにバラして磨くことにしても良いのだが、、、、
ディマースイッチの接触不良
既に常軌を逸した走行距離でもあるし、若干錆による腐食もあるカンジなので、確保してある予備の左スイッチボックス(※破損品)に入れ替えるコトにした。
以前に損傷エンジンをオークションで落札した際に、同時出品してあった破損スイッチボックス等も調達しておいたのだ。
まあ、6SHGの左スイッチはTDMとは異なりコスト的には安価なのだが。

5VX-83975-01 左側 ハンドルスイッチボックス (¥4,820/)

カプラーはフュエルタンクの下であるバッテリーケースの前部下方なので、換装の為にはフュエルタンクをヒンジで上げてバッテリーを取り外す必要がある。
後はクラッチスイッチとホーンにハーネスが伸びている。

ちなみに破損品中古スイッチボックスは、パッシングスイッチのプル部アウター側とインナー側に損傷があり、ケース前側内部のディマースイッチ固定用爪も折れていた。
パッシングスイッチプル部は非分解構造であったので古い方のプル部を流用した。ハーネスは例によってギボシ利用の圧着接続

ケースも前側は古い方を流用し、ニコイチでの再生である。ちなみに
ディマースイッチの接触不良
でも記載したように、ディマースイッチをケースに組み込む際にはシーソースイッチ接点部を外してからでないと組むことができないし、仮留め専用のタッピングスクリュ孔がある等、サービスマニュアルにも記載されていないが知っておかなければならない予備知識というモノがあるので注意。

勿論、外した側のスイッチボックスも部品取り用に残しておく。ASSY構造で部品の単品供給が為されていないので、持っておくと使い道は結構ある。
当方の基本コンセプトは、無駄なコストは極力掛けずに新車から廃車まで騎乗する、である。
ので、重要保安部品以外の部品に関しては新品調達に拘泥しないし流用ニコイチ何でもござれである。

2012/06/23