購入後二年が経過したのもあり、以前からやろうと思っていたフォークオイルを換える事に。結構汚れたオイルが排出されていたので、もう少し短いスパンで換えても良いかもしれない。
必要部材等
フォークオイル 500ml弱 ※純正指定はSHOWA SS-8 /今回は同粘度 ASH #FD33
Oリング(トッププラグ部) 92055-1367>92055-1142 (\189/)×2
タイラップ
8/10/12/14/17mmソケット/ラチェット等
プラハンマー
22mmメガネレンチ
プライヤー
グリス
ピカール等
パーツクリーナー
ウエス
オフロードスタンド等
フォークオイルレベルゲージ
オイルパン
手順
フロントホイールのアクスルのコッタピン(orベータピン)を抜き、アクスルを緩めておく(17/14mm)。フォークトッププラグ左右(22mm)とフォーククランプボルト上下(10mm×2、14mm×2)、ブレーキキャリパ取り付けボルト(12mm×2)も軽く回しておく。
オフロードスタンドで車体を上げ、キャリパを外し、アクスルを抜き、フロントホイールを取り外す。リヤホイールを接地させておくと比較的安定する。
フォーク右はブラケットを外し(8mm)タイラップを切ってスピードメーターギアを外す。左はブレーキホースクランプを外し(8mm×2)、クランプボルトを上から緩めてフォークを抜き取る。
ブーツを外し、トッププラグを外してオイルパンにオイルを排出する。あまり排出されなくなるまで適当にストロークさせ、フォークごと逆さまにして置いておくと良い。
インナーチューブを清掃/点検する。傷、錆等あればピカールや耐水ペーパー等で落としておく。
スプリング自由長を点検する。 標準 396.6mm/使用限度 389mm
あと、トッププラグのOリングを新品に換え、グリスを塗布する。※指定はないがCEOはシリコングリスを塗布する。
インナーチューブに新しいオイルを入れる。オイル交換時は片側約225ml、O/H時は約266±2.5ml。インナーチューブを数度ストロークさせ、最圧縮にして気泡が抜けるまで待つ。
フォークオイルレベルゲージを使い、フォークを垂直にして油面を測定する。規定値はスプリング無し最圧縮時で、上端から138mm±2mm。
スプリング、スプリングシート(ワッシャ)、カラー、トッププラグの順に組み付ける。スプリングは、径の小さい方を下にして組み付ける事。
フォークを組み付け、下側から仮締めしておき、インナーチューブ上面(キャップでなはく)とステムヘッド上面が面一になるように組み付ける。フォーククランプボルト下側(40Nm)から締め、
トッププラグ(22Nm)フォーククランプボルト上側(20Nm)。
ケーブルガイドとブレーキホースガイドを取り付け、フロントホイールを組み付け、(79Nm)コッタピン/ベータピンを施し、ブレーキキャリパも組み付ける。(34Nm)
Fブレーキを数度握り、効くようになってからオフロードスタンドから降ろし、終了。
※強化フォークスプリング
2012/03/20
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