<ウラルでのウィンターライド及び年末年始付近ほかいどツーリングについて>

2018〜2019の年末年始に、ウラルジャパンのウィンターライドINほかいどという企画があったので、参加してみた。
それについて報告しておく。

ウラルなら、フツーのバイクとは異なりフツーには転倒しない為、前後輪スパイクタイヤ必須ではない。全輪スタッドレススノータイヤを履かせておけばまず大丈夫。

参加資格はウラル2WD必須であったが、多少無理をするか、スタックしたらヘルプをいれるかセルフでラッセルするとか、コース的に安全策を取り続ければウラル1WD機でも何とかはなると思う。ウラルジャパンの興行参加ではなくほかいどへ行くのであれば、だが。

スノータイヤなら、
ウラルジャパン扱いの Heidenau K37 Snowtex 4.00-19 4PR ¥22,679(1本) 
KENDAなら、K335 ICE 4.00-19 6PR が eBay等で\10,000以下の半額レベルで買えるのでそっちでも良いだろう。

ウィンターライド参加者の某三河ナンバー氏@2017ギアアップが、K335装着+予備タイヤをスパイクピン打ちにしていたので装着は問題なく可能。性能的には幾分劣るのだとは思うが、価格差程では無いだろうしω
安全性信頼性重視ならハイデナウ、コスト重視ならKENDAで良いだろう。
スパイクのピン打ちはかなりの重労働なので、当方はおススメしかねる。端からスパイクピン打った状態のをオーダーする方がマシ。スノータイヤでもまあ問題ない程度には走行可能だし、アスファルト路だとスパイクは逆に走行し辛い。

防風については、大型スクリーンにナックルガード必須。極寒だけでも大概なのに、速度を出して追加で体感温度の低下をされると装備を更に充実させる必要がある。
当方の付けているボディ同色純正大型スクリーンは廃盤らしいので、必要ならば早めに抑えておくか別の大型スクリーンを。ナックルガードはまあ何でも良いだろう。本車前左右マッドガードもあるに越したことは無い。

特に、当方はヘルメットシールドが無い為に直接頭部に風が当たると隙間から冷気がモロに来て死にそうになる。ので直前に挟み込み式の廉価中華延長スクリーンを取り付けたが、コレが非常に効果的だった。

発熱デバイスはまあ好き好きω当方はグリップヒーター他一切電気系発熱装備を使用しないが、普通の冬物フラッグシップ級ゴアテックスウィンターグローブ(KOMINE/GW)でまあ問題は無かった。グローブだけは予備があると捗る。濡らすとキツいので。
某三河氏は発熱グローブが断線して予備のスキー用グローブを使っていた。

人間の装備はスキーウェア等でも何とかはなっているようだが。
当方は元々冬季に稼動するべく上下共にGWのEuroで揃えてある。上はEuroのシリアルナンバー入りウィンターロングジャケット。下はEuroのゴアテックスウィンターオーバーパンツ。

アンダーウェアはGWの極厚 光電子プリマロフト上下。靴下はメリノウール極厚極地/登山用 今回のコレはFITS製か?
コレに、GWゴアウィンドストッパー上下。更に今回のウィンターライドの為にGW/ノースフェイスのダウンインナー上下を。基本的にGWヤロウなので基幹はGW系で揃えてある。

頭部は件のどらねこ工房製飛行帽に、アウトドアリサーチ ニンジャクラバ 87057というバラクラバ帽。
コレにいつものハルシオンMK-49ゴーグル。

ニンジャクラバは登山用バラクラバ帽だが、鼻の部分の逃がし方が良く出来ており、防風防寒性能も不足無し。二重にしないと耐えられないか?と思っていたが全く問題なかった。
伝統的ハルシオン4眼ゴーグルは、元々飛行士用で設計も古く、スタイルは良いのだが実用性は低いし皮や糸の耐久性も低い。降雨降雪での水滴による視界不良とワイプの難儀さは致命的なレベル。カバー範囲も最低限で隙間も多い。極寒粉雪で水滴化しなくなると視界は普通に使えるが。

帰宅後即廉価1眼オフロードゴーグルをオーダーしたωスキー用ゴーグルでも良いとは思うが。

ブーツは、普通のライディングブーツではなく大きく断熱性のある安いスノーブーツが良いと思われる、低コストだし。
重ね履きも可能なようにしておいたが、先のFITS製メリノウール極厚1枚履きで充分だった。

ウラルやカブはシーソーペダルなのでヒールシフトでスノーブーツが使えてウィンターライド向きだとは思う。
欠点は、防水が下数センチだけなので濡れた路面や雨だと浸水しやすいコトか。靴下はFITS製×2に予備多数であったので問題は無かったが。

唯一の発熱アイテムは、信頼性耐久性高性能で実績のあるハクキン懐炉。
極地や登山でもコレに勝るものは今のトコロ無いので。当然火口は新品にして、ベンジンは金属製スキットルに移しておいて携行した。コレをダウンのポケットに入れておいた。ウインドストッパーに胸ポケットが廃止されたのは本当に痛い。

機体の安全装備としては、急遽取り付けたでっち上げリヤフォグもどきがかなりの高性能ω
場所の再設定は必要だが1,000円位の制作費で出来るのだからDIY派なら取り付けておくのが吉。吹雪の際にはウラルのショボイ尾灯では正直かなり視認し辛い。
DIYに自信がないなら、100均で自転車用リヤフラッシャーでも買って取り付けても良い。無いより格段にマシ。

宿泊については、拘らないのなら泊まれるスーパー銭湯とかビジホ等で。小樽港直近のオスパは枕も毛布も無いので枕持参か¥500払おうω

12/31の稚内市の宿は初日の出客需要が多く、早期予約必須。価格も正月料金だがω

断熱水筒は必携。給湯は船、ホテル、コンビニ等で。ティーバッグ等は持参しておくべき。今回コーヒーミルは殆ど出番なかったω

ガソリン給油は毎夕刻確実に。年の瀬正月は休業も多い。ほかいどの田舎は1700閉店も多いので要注意!

ラッセル用(スノー)ショベルは必須!ソロでスタックしたら、2WDでも脱出出来なければひたすらショベルで機体周りの除雪するかウインチだが、ラッセルの方が早いと思われ。当方はスノーヘルパー(マット型)も携行していた。

気温も低く、バッテリー的にも性能低下しやすい。新品に換えておくとか、リチウム電池式携行ジャンプスターターを携行しておくと捗る。エンジンオイルを10w-40等柔らかく低温対応のに換えておくのも良いだろう。

晴れると一面雪だとスキー同様目がやられるので、サングラスがあると捗る。百均のでも良いが。

走行面では、まずアスファルトと雪道、凍結路の差を理解して制動するコトが肝要。止まれれば後は大したことない。
凍結路だと滑っている感覚が無くてもひたすら前後ポンピングブレーキω完全にブレーキを離さず、握りこんだ状態での強弱でのポンピングが一番効果的か?当方のセミラジアルマスターシリンダーではないノーマルマスターシリンダーでは同じか違うのかは不明だが…
フロントがロックすると左に行くので端から右にカウンター当てて切った上で制動が良いか。

基本的には1WDの方が癖が無く走らせやすい。2WDだとかなり滑っていないとまっすぐ進むだけなので市街地の直角等かなり曲がりにくい。
基本的には完全凍結路や積雪が深くなったら2WDに変える。他は1WD。

完全凍結路は、素直に本車側のタイヤを轍に落としこんで走らせるのが良い。カーブでもレールに沿って勝手に曲がるカンジ。

基本的に日本海側が積雪が多く、道東や十勝苫小牧室蘭等は比較的積雪は少なめ。
ので、小樽〜羽幌〜宗谷岬というコースもまあまあ降雪積雪が多めで悪くないと言えるか。

野営に関しては、基本的にキャンプ場は冬季閉鎖だし、邪魔にならないトコロで勝手に設営しろとしかω
宗谷岬にはバイク30機程度にチャリ、車に徒歩とイロイロいて野営したりでごった返していたが。

次の日に疲れを残さずいける自信があれば野営も可だろう。当方は頚椎ヘルニアに寒さはあまり良くないので野営は考慮外

正直個人的には、お守りの付いているウラルジャパン主催ウィンターライドよりは、単独行の方が性に合っていると言えるのだがω

ウィンターライド参加費用自体は、固定支出は全員で泊まる羽幌の宿代(¥7,000?)程度で、参加費用等一切徴収されず。後はフェリー代(舞鶴〜小樽往復5万位)、食費、道中宿代、ガソリン代程度。

元の装備が比較的充実していた当方は、追加のダウン上下にバラクラバ、フェイスマスクにスノーブーツ位で3〜4万か?
タイヤ4本9万が一番大きいのだがω

ま、折角ウラルっつ〜玩具があるのだから、変態コンテストωに参加してみるのも良いだろう。チッとのヤル気と暇と銭!
ほかいどは基本的に食い物が美味いし、人が疎らで人間嫌い…いやωヒトゴミが嫌いな当方には実に相性が良い。




30日 小樽〜羽幌間   吹雪から晴れまで目まぐるしい天候


30日 羽幌のホテル着  この後遅れている1機2名が夕食に間に合う  左の巨漢がサポートカーのデリカキャンピングカーの所有者氏 来年は所有ウラルで参加とのコトだが


31日 サロベツ 稀有な無風のサロベツ 風速0M  


31日 サロベツ  撮影スタッフによる演出ω


31日 興行目的地 宗谷岬  バイクチャリ車徒歩等100名以上の大賑わい 翌日睡眠不足多数の模様


1日 稚内港  防波堤アーチ 


1日 R275 交通量ほぼ零 気温は零より下 -7〜-5度位ω 今回のお気に入りルート    


1日 R275の少しだけ西 幌加内町母子里クリスタルパーク前 貨車改造喫茶店(冬季パーク管理人)


1日 クリスタルパーク 日本の観測地点での最低気温記録 「-44度」 盆地で空気が滞留しやすいようだ


1日 江丹別峠越え後、旭川市内にて  労苦の程が見て取れる


2日 大雪ダム   本日のルートはバイク2機 帯広に降りて追加1機程度


2日 ナイタイ高原牧場(冬季閉鎖)方面から十勝平野を望む  路面がアスファルト剥き出しだと物足りない


3日 帯広方面から日高山脈を望む  今朝は-14度


3日 富良野   南からアプローチして一件目の飲食店 山香食堂 チェーン店以外で開いていて、しかもいい味


3日 R452 シューパロ湖 R452に入って少し南下すると、交通量も極小の凍結路 誰も居なくていいカンジ


4日 伊達市ろっき〜  本日の日替わり おせち風  当方的には、ここのママさんが道内最高の料理人!



2019ウィンターライドをウラルジャパンは開催する予定らしいが、あれば参加ハードルとしてのコスト面はかなり低下しているので、再び参加するのも充分にアリではある。
団体行動は基本的に性に合わないのだが、なω

2019/01/12