MC41/CBR250Rのニッシン製片押しRブレーキキャリパのスライドピンは、それまでの奥まった5mmHEXボルト+マイナスで廻す保護蓋という構造ではなく、スパナや
ボックスレンチが使える突き出た構造の六角ボルト+ボルト先にOリングになっている。(Fキャリパは相変わらず前者のピン+蓋構造であるが)
恐らく、Rキャリパ外側に来るサイレンサーとの干渉を避ける目的での品番変更かと思われる。
ちょっとDIY整備をやった仁なら理解できると思うが、この奥まったHEXボルトは固着しやすい上に、舐めてしまうとサルベージは非常に大変である。のでオフロード社外品として態々突き出た六角
ボルトヘッドの製品があるのだ。
で、本日この商品をVTR250のF/Rキャリパに流用した同僚より試しに一個テストさせてもらい、CEOも6SHGのRキャリパに装着した。
問題なく取り付けられたので、KLX125Cにも流用してみた。Rキャリパには問題なく取り付け可能だったのだが、Fキャリパにも取り付けは可能だがボックスレンチが入る隙間すら無いのでスパナで廻すしか無かった。
スパナしか使えないのならHEXレンチを使うほうがまだマシなのでココは換えないでおくが、、、、。
同じような構造の片押しキャリパなら、固着して舐めてしまう定番の致命的トラブルに陥る前に換えておくことをオススメする。
本田純正品番
ピン ハンガー 43215-KZ4-J41 (\450/)
ストッパリング 45111-MAJ-G41 (\200/)
2012/04/04
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