当たり前であるが、、、、、ガス欠になると、バイクは走らない。ので、目的地と機体の燃料残量と航続距離に燃費等々は「キッチリ把握」しておく必要がある。
特に、僻地に行ったり、日祝日、夜間等の諸条件も頭にいれておく必要もある。策源としてのガソリンスタンドも、廃業したり時間外、休日の可能性もある。地図や携帯、PDA、スマホ等のナビ等では、位置は表示していても営業時間等は表示してくれないのだ。
ので、、、、策源に期待出来ないとか、あらゆる事態に対処したいような慎重な人間ならば、給油用携行ポンプとかガソリン携行缶を持っておくのが良い。
ガソリン携行缶は、どちらかというと交通量0の林道等に出向くような仁に向いている。バイクでは、物理的にシンドいので携行缶自体にそれ程大きな量を入れられないので、本当の緊急回避用である。更に、毎日エア抜き等も必須なので放置は不可能。
携行ポンプは、同行者があれば別だが「他者の善意に期待」する商品である。ので、人里離れた交通量0の場所だとどうにもならない。
で、、、、、本当にガス欠になってしまったら、「コストを払ってロードサービスを呼ぶ」選択しか引き出しが無いブルジョア惰弱はそうすれば良いのだが、、、、
臨機応変と創意工夫で「何とかする」のなら、、
>1 策源のガススタンドまで機体を押す。
策源が近く、体力があるのならコレが一番手っ取り早い。登り坂は強烈にキツイので覚悟しておくこと。高速道路等は歩行者通行不能なので厳密に言うと取締の対象故注意。
>2 通りすがりの車両や、民家、店舗、施設に助けを求める。
ガソリン車を所有している者がいるのならば、ガソリンさえ抜ければ何とかなる。ただし、一般車のガソリンタンク位置はかなり深いので件のポンプ位が無いとキツイ。長いホースでサイフォン(ホースを水面まで入れ、最初だけ口で吸い出し、ホース位置をタンク水面より低い位置に下げると大気圧で出てくる 受けるのはペットボトル等で)でも
何とかなるが、タンクが外にあるバイクや軽トラ等が一番良い。駆け込む施設なら、敵ではあるが「警察屋」が理想的。通りすがりには道具の期待までは出来ないのでポンプがある時位。
>3 現地調達
深夜等で緊急/非常時且つ合法性に拘泥しないのなら、カブ等フフュエルタンクにキーの無い機体から拝借する手も。但し、持ち主が近くにいるのならキチンと話をつけたほうが早いし安全。
「前もって」一筆事情を書いて、非礼を詫びて対価を包んで挟んでおく位はしておかないと、窃盗や器物損壊等でパクられたり、村の掟で私刑に掛けられても全く同情の余地は無い。(CEOなら一切容赦する気は無い)
キャブ車のタンクからガソリンホースを外す手もあるが、最近のタンク下にポンプのあるFI機は、殆どがストップ機構があるので試みない方が良い。
手持ちの部材が無い場合でも、ホースならば自機のタンクのブリーザー/ドレンホースが使える。短くて細くてアレだが、バイクのタンクからサイフォンする際には何とか使えないことはない。
再度言うが、ガス欠するのは99%自身のミスで、基本的には上記の状況構築の失敗が原因。勿論部材を常備して知識を得て保険はかけておくべきだが、ガス欠にならないように振舞う事が一番重要。
2011/09/10
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