CEOが「当たり前」と思っているコトでも、「基準」が異なるので理解できない者も居るようなので初歩に戻って記載しておく。
機体の構造を把握するのには、サービスマニュアルやパーツリストを参考にするのが一番良い。ブレーキやクラッチスイッチについては余りにも当たり前すぎてサービスマニュアルには何も記載されていなかったりするのだが、、、
で、ブレーキレバーやクラッチレバーの直近、ホルダーの裏側等にスイッチは鎮座しており、レバーを握ると通電して、放すと遮断されるON/OFFスイッチになっている。勿論電源コードと端子orカプラーがスイッチまで来ている。
このスイッチが壊れると、普通には常時遮断状態になり、ブレーキ側ならばブレーキランプが点灯しない程度。(オフ車ならヒューズが飛びE/Gが始動しなくなる事も※例 KLX125C)
クラッチ側ならばギアが「N」以外に入っているとセルが廻らなくなる。鈴木のようにクラッチを握らないとセルが廻せない大きなお世話機構付き機体だと始動不能。
対処法
あと、同じような症状はスイッチへの電源コードの端子やカプラーが抜けたりした状況でも発生する。具体的には、転倒や立ちゴケ時に、ホルダーが引っ張られたりで端子/カプラーが抜けたりする事がある。
復帰時には機体各所のチェック項目の一つとしておくことや、後の不具合発生時の要点として頭に入れておく事。
2011/09/10
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