二輪用ETCユニットは、基本的に単純なLED点灯での状態表示しか行わない。
使用可能時には「緑色」での点灯。この状態が標準。
カードを抜くorカードを認識していないと、「赤色」の点灯。
機体のキーををoffにすると、「消灯」
で、、、別体式の場合、「緑色」の状態でも送受信不能になっている「事もある」
どのゲートでもこの症状が出る場合は、「アンテナ自体の故障」か「アンテナ用配線の接触不良/断線」が考えられる。
あと、経験的に「特定の料金所の特定のゲート」と相性が悪いという事もある。
そのような場合には可能な限り別のゲートを通過するようにしたり、管理者側に修理点検要請を出すのが良い。
他にも、ETCカードのICチップの損傷と云う事もある。この場合はカード会社に再発行して貰う事。
汚損も問題なので、使用頻度によっては定期的に
接点復活剤
を噴霧して清掃等をしておく事。
車載機側の接点も、何かの際には乾いたペーパータオル等で軽く拭く位はしておく事。あと、この接点は「単に」端子を山形に曲げているだけであるので、押さえたり頻繁に抜き挿ししていると引っ込んで接触が不完全になってしまう事がある。(他に原因が無いのに赤色LED点灯)
この場合はマイナスドライバーやピックツール等で少し端子の山を起こしてやると直る。
他には、、、、赤LED点灯だが、配線を触ると緑LED点灯に復帰する場合は大抵「接触不良」である。電源を取っている割り込みタップか、各部のコネクタの接触不良が一番疑わしい。
位置を特定してコネクタを外して接点復活剤を使用したり清掃して繋ぎ直すとか、信頼性の低い割り込みタップをハンダ付けかスプライスでカシメる等に換えるのが良いだろう。
2010/11/03
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