別でも少し触れているが、ここにも記載する。 ステムベアリングを換える際に一番難しいのは三つ又(ロワーブラケット)についている、アンダー側のベアリングインナーカラーだと認識していたが、上部のアウターレースの方が難しいという人がいた。 ハナシをしてみると、車体側は切り欠きがあるので下はカンタンだが上にはそれが無いから云々、、というのだ。 ステアリングステムインナーレースリムーバー (鈴木の部品番号S−09941-54911-000 鈴木SST¥7,680)コレがあればカンタン(下から鉄パイプや不要フロントフォークで打撃を与える)である事を教えておいた。で、 ここで改めて紹介しておく。 そもそも、この商品の情報を何処から得たか、というと、、、、 鈴木の車両(ジェベル250だったか?)のサービスマニュアルである。他社のSMにはこのような便利な特殊工具の推奨は無い。 あると作業効率が格段に違うので持っておいても良いだろう。 また、情報は多岐にわたって収集するのが良い。 あと、アンダー側のベアリングインナーカラーを外しやすくする為に、L字型(ハンドルロックを回避して挟み込めるように)のベアリングセパレーターを商品化して欲しいのだが、、、、 一応商品化提案メール出してみよう。 ※アンダー側のベアリングインナーカラーを外す作業にはエアハンマー/チゼルがあれば問題無い) ステムベアリングハンマーについて 2008/11/02
追記 1 廉価版 ストレート ステムベアリングレースリムーバー(\2,300/) 上記の、メーカー純正特殊工具の「廉価版」が発売になったようだ。 シャフトがローレットからボックスレンチ可の六角12mmに改良されており、比較にならない位の低コストであるのでステムベアリング換装作業を行うのなら購入しておくコトをお薦めする。 2011/08/07