ツール王国MAX製の
ステムベアリングハンマーという特殊工具だが、、、、、
購入して検討した結果漸く判明したことであるが、コレはフレーム側に新しいベアリングのアウターレース上下を簡単に打ち込む為の特殊工具である。
サイト上にも、詳細が載っていない上に製品にもマニュアル等一文字の但し書きも無い玄人仕様だ、、
一応現物でチェックしてみたが、ヤマハ発の機体、TDM900や6SHG等に使われているステムベアリング、
93399-99931
93399-99932
の外径よりほんの少し小さいアダプターが付属しおており、問題なく適合はするのでステムベアリング換装作業の際には重宝すると思われる。
あと、ステムベアリングインストーラー の方は、三つ又のシャフトにベアリングインナーレースを打ち込む用途の特殊工具だろう。
勿論、これら専用の特殊工具なぞ無くても道具と技量、臨機応変と創意工夫等で作業は可能だが。
使用頻度と費用対効果、自身の技量等を考慮の上、購入するかしないか検討するのも良いだろう。
基本的にCEOは技量不足は情報と道具と試行錯誤でカバーしてきました。
2009/11/04
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追記 (評価)
この商品を実戦で使ってみたが、、、、
付属の大きなハンドル状のスライドハンマー?は使い難く、アダプターと保持ボールのある短いシャフトと組み合わせて普通のハンマーで叩き込むやり方を選んだ。無駄にデカいハンドルは正直無用だ。
国内メーカー製二輪車のステムベアリングアウターレースに対応する径の「アダプター」七個こそがこの商品のキモである。
アダプターの大きさがアウターレースよりほんの少し径が小さく、ハンマーで打ちこんでも問題なくレース全体に打撃が行き渡るので打ち込むのも容易であるし、間違ってレース内部に傷をつけてしまう事も無い。
あると格段に能率はあがるし然程高コストでもないので、コレはお勧め出来る商品である。
オススメレベル B+ ---------------コレら二つがあればステムベアリング換装作業も独りで可能 ※(価格が訂正されたので費用対効果は若干減少)
2009/11/15
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追記 2
作業終了後から考えていたのだが、、、、、、 どうやら件のハンドルは、「引き上げることによって打撃を与えて圧入する」のではなく、ハンドルを廻してシャフトのネジ山を使って「捩じ込んでいく事で圧入する」特殊工具のようだ。
ので、使用する際は上下の径が同じ場合は二回に分けてアダプターを入れ替えて圧入する必要がある。
しかし、、、、「ハンマー」という名称は致命的に間違っているとしか思えないのだが?
恐らく、同時期にラインナップに入った「ステムベアリングインストーラー」(三つ又にインナーレースを「打ち込む」特殊工具)と名称が入れ替わってしまっている、というのが正解だと思われる。
2009/11/19
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追記 3
名称/価格が入れ替わっている事はメールした後に訂正された。で、別の商品をオーダーする際にステムベアリングハンマー(正)も購入した。
鉄パイプと安物コンビレンチでも特に問題は無いのだが、、、、、
今のTDM900/6SHGは30mmレンチで良いのだが、専用品があれば突発の径が違う車種等でも対応可能になるだろう。
ステムベアリングインストーラー
ステムベアリングハンマー
2010/01/09
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