<スイングアームの脱着/ベアリング換装>

6SHGも積算距離が200,000q弱になったので、一度も触っていないスイングアームを外してベアリングを換える事に。

必要部品等

93315-42523  ベアリング/ニードルローラー(\1,271/)×2
5JJ-22128-00  カバー            (\557/)×2

工具等
グリス
ピカール等研磨剤
ウエス
4mmヘキサレンチ 10mm/14mm/17mm/27mm/32mmソケット/ラチェット/ブレーカーバー
14mmメガネレンチ
ガスバーナー(スイングアーム/ショック部カラーの固着用)


手順
リヤホイールを外し、(32mm)Rインナーフェンダーを外す(10mm×4、プラリベット×1)

シートも外し、サイドパネルを両方外す。(4mmHEX×2)

まずスイングアーム側のボルト/ナットを外す。(17mm/14mm 受けはオフセットの少ないメガネ)

次にフレーム側のボルト/ナットを外す。右からエクステンションで17mm、左も14mmソケットで受けて廻す。

スイングアーム側のカラーを抜き、RショックASSYを取り外す。
※今回カラーが固着で自力で外せなかった。換装作業時にはスイングアーム側内面の磨き上げと給脂を!
追記 6NHGの同僚も同じくカラーが外れないと連絡があった。バーナーで炙って外せば良いと伝えて、その手で解決を見た。
どうやら固着しやすいようなので、カラーが外れなければ素直にバーナーを使う事。作業前に用意しておくべき。

マフラーを外す/緩めてジョイントを外して中間の触媒付きパイプを抜く必要がある為、サイレンサー上部の固定ボルト(12mm×2)を外し、中間部固定ボルトを外し(12mm リザーバータンク10mmも)前〜中間、中間〜後結合部のボルト(12mm×2)を外し、何とかジョイントを抜いて中間部を外す。
無理そうなら素直にリア廻りを全て取り外した方が楽かもしれない。

27mmでスイングアームシャフトを抜き、取り外す。左右のカバーを外し、内部のカラーを確保する。

ここでベアリングにアクセス可能になるのだが、、、、ベアリングに対しての縁が薄すぎてベアリングプラーの足が掛けられなかった。プラーは27mm〜対応の大型が必要。

方策としては、スライドハンマー(別売り)で打撃を与えて引き抜くとか、バイスに挟むとか、鉄板を切るとかもありそうだが、今回はRBでの作業依頼に。
※解決策ベアリングプラー

ベアリングを換えてからは、シャフトやカラーを清掃、給脂してカバーにも給脂し、組み付ける。 シャフトは120Nm。

残りを組み付けて終了。Rショックは上から先に。中間パイプを先に仮にボルトで組み付けて、サイレンサーはテール部をゴムハンマー等で打ち込むと良いだろう。

ジョイント部前後共20Nm、中間パイプマウント部16Nm、サイレンサー固定ボルトは20Nm×2

2010/07/25