6SHGのプラグの指定交換距離は、20,000km毎、点検距離は10,000km毎である。 しかし、、、いちいち点検の為にプラグを外すのは非常に煩雑である。ので当方は点検は行わず、交換のみを定期的に行う。
プラグは一般的に言われている(3,000〜5,000km毎交換?)よりかなり持ちが良いし、当方はイリジウムに換えて継続使用するので30,000km毎を目安にしている。
純正プラグは左右二本の側方電極を持つ NGK/CR9EKであるが、CR9E等でも特に問題は無いと思われる。 CEOはFZS1000の遺産のIU27(イリジウム/側方電極は標準)が2セット8本残っているので指定互換品のIU27A(側方電極1本/斜め)の代用として使用してみたが、予想通り何等不都合は無く正常に稼動している。
工具等
プラグ4本(純正は NGK CR9EK CEO使用はデンソーイリジウム (IU27)IU27A
イリジウムでも比較的低コストなNGKの方ならCR9EIXがモノタロウで買えるのでタイミングを見計らって購入しておくのが良いだろう。(土日Web購入5%引き 他)
10mmソケット
16mmプラグレンチ
エクステンションバー各種
クイックスピナー等
ラチェット/ツイストラチェット
OA用エアダスターORエアーガン
モリブデングリス等(CEOはワコーズ スレッドコンパウンドを使用)
ウエス等
手順等
6SHGは1番は車体左から、2/3/4番は右から作業する。まず、車体左よりラジエター上側の固定ネジ(10mm)を外し、車体右のラジエターホースを固定している結束バンドを外し、作業空間を確保する。難易度としては1が面倒であるので先に済ませておくほうが良いか。作業はプラグホールに塵/埃が入らないように1つづつおこなう方が良い。
プラグキャップを外し、エアダスター等で塵/埃等を飛ばし、プラグレンチ+エクステンションバー(50mmor75mm)+クイックスピナー+ラチェット等で組んで緩め、、空間が無くフツウにラチェッティングしにくいのであとはクイックスピナーを使って手回しの方が良いか。
新しいプラグのねじ山にモリブデングリスかスレッドコンパウンドを塗布しレンチに嵌め、最初はクイックスピナーで手回しで締めこむ。手で回せなくなったらラチェットを使う。もしくはトルクレンチを使う。(18Nm/1.8m・kg)
*注 焼きつき防止のグリス等を塗布するとトルクが正確に出ない可能性はあるので、プラグ指定の回転角か、固い手ごたえを得た後に少し緩めてから締めこむ等の方が良いかもしれない。
プラグキャップを間違えないようにきちんと差込み、逆の手順で戻して終了。
ラチェットの首振り空間が不足気味ではあるが、この機体のプラグ交換作業自体はまあ簡単な部類に入るだろう。
2007/10/20
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