<セミラジアルブレーキマスター>

特にブレーキの利き等に不満がある訳ではないのだが、当方にはレバーを折れないアルミ鍛造品に換えるのが必須であるのでレバーの適合があり、小マシなマスターシリンダーASSYでしかも安価である、皆様から情報を頂いたYZF-R1用ヤマハ純正ブレンボセミラジアルブレーキマスターASSYを選択した。

当方はゴムホースの方が好きというかメッシュホースの感覚が嫌いなので、そのまま純正ホースで組んでみる。純正ホースでもギリギリ取り付け可能であった。途中の右のフロントフォークにあるタイラップ1箇所を切っただけで届くことは届く。ただ、転倒時にマスターごと上に引っ張られるとマズイので、転倒時はレバーに曲がってもらうようにきつめに取り付けておく。トラブルで走行不能になるよりマシだしレバーは修正可能だ。

左にフルロックさせると右のインナーカバーにレバーが軽く接触する程のギリギリであるが、、、まあ特に問題は無い。

もし模倣するなら部品オーダー時は、キチンとR1用を選択すること。R6用は同一なのに何故かコストが高い。コスト度外視できるのなら、リザーバタンク一体式のMT-01用を選択する手もあるが。
で、リザーバータンク固定用に、ホルダーにミラー穴がある社外品を購入し、ボルトか化粧ボルトで固定する。だいたい\16,000前後のコストになると推測される。(スイッチ等は流用)

アントライオンブレーキ(セミラジ用)レバーは\7,000前後。適合が判り難かったりするが、間違いなく存在するしオーダーも掛けられるので安心して良い。アジャスタとノッカーは純正レバーよりの流用。

使ってみた所では、、、普通のラジアルとの差は少なくとも当方には解らない。操作性は良好で、やはりコントロールしやすくなっている。TDM900と比べて車重も軽くフロントフォークも長くないし、元々ブレーキ性能に不満は無いのがレベルアップした感はある。

コスト的にも手間もTDM900より格段にマシなのでやってみるのも良いと思う。

2007/04/30

追記 必要部品一式を記載しておくので、模倣されるのでしたら参考にしてください。

YZF-R1 2007モデル セミラジアルマスター他
5SL-W2587-00 MASTER CYLINDER SUB ASSY \10,920 × 1
5VY-2589F-01 BOLT, LEVER \809 × 1
5VS-2586F-00 NUT, COVER \68 ×1
5SL-83922-10 LEVER 2 \2,541 ×1
5SL-25894-20 TANK, RESERVOIR \704 ×1
5VY-25854-00 DIAPHRAGM, RESERVOIR \389 ×1
5VY-25855-00 BUSH,DIAPHRAGM \105 ×1
5VY-25852-00 CAP, RESERVOIR \273 ×1
5VY-25895-10 HOSE, RESERVOIR \158 ×1
90467-120A3 CLIP \74 ×2
5VY-2589G-00 HOLDER \100 × 1
5VY-2589H-00 SCREW \68 ×1
90430-10005 GASKET\ 68 ×2

小計 \15,988 (スイッチは流用)

以下、CEO流リザーバータンク取り付け部品
デイトナ
マスターシリンダークランプタイプバックミラーステー
(右ネジ 黒)
品番 13326 \1,575

アルミタンクステー 黒
品番 49151 \840

ミラー穴埋めキャップボルト シルバー
品番 49157 \263


小計 \2,678

合計 \18,666
後、M5の20mm付近のボルト(ステンレスヘキサキャップボルト)と対応のセルフロックナットもしくはフランジナット、ワッシャが必要

アントライオン製ビレットレバーの品番
#03022 クラッチレバー
#08701 セミラジアルヤマハ純正ブレンボ用ブレーキレバー

2008/09/25


参考画像




フルロック時