当方は、ABSなるモノを「馬鹿生産器」であると完全否定している。少なくともバイクでは。
ABS装着機と非装着機に乗る機会があるのなら、、、、緊急時にその判断が出来ていてABS装着機なら全力でブレーキレバーを握り込み、ABS非装着機ならキチンとブレーキコントロールをする、などと使い分けが可能とはとても思えないのだ。
絶対に最初からABS装着機にしか騎乗することはない、とか云うのならばまだ理解出来ない事も無いのだが、、、、、、それでは(極限での)「ブレーキング技術は以後二度と成長しない」という事だ。
で、個人的にはブレーキコントロール性に優れる「ラジアルマスターシリンダー」に換装するコトにしてある。
TDM900ではラジアルマウントブレーキマスター(純正ZZR1400流用)で、6SHGではセミラジアルブレーキマスター(純正'07 YZF R-1流用)と差異はあるが、、、セミラジアルでもラジアルとの性能差は少なくともアタシには全く分からなかった。
で、今回も勿論所謂ラジポンに換えるのだが、、、ドレが一番安価でマシな構造か?をオンラインパーツリストを手繰っていると、すでに死滅モデル(笑)のMT-01用の後期型は、前期型と違ってリザーバータンク一体式でありながら低コストというアップハンドル系への流用に都合の良いコトを発見した。
MT-01後期型用ブレーキマスターシリンダーASSY 5YU-W2587-10(\13,440/)
ちなみに、コレだけだとブレーキスイッチに取り付け用ブラケット(MT-01用だとミラーホルダー付)、レバーにボルトナットも付属していない。レバー以外はXJ6Sのものを流用する。
あと、フツーはラジポンを組むとブレーキホースの長さがほんの少し足りないので、
デイトナ ブレーキホースエクステンション (\2,940/2,224)等を用いたり、FZ6/XJ6ならブレーキホースの取り回しを変えて、、、、マスター>左キャリパ>ブリッジして右キャリパ、の構造からマスター>右キャリパ>ブリッジして左キャリパ、
に変更して対応する必要があるのだが、、、、、
MT-01後期型用純正セミラジアルマスターは、ブレーキホース接続位置がフツーのマスターシリンダーと同じくやや左正面を向いている。コレなら(マスターだけなら)余計な事をしなくても換装可能、、、、かもしれない。もしそうなら、MT-01用は「実に流用に適したマスター」だと言えるのだが。
純正部品なので消耗品の調達も容易で、リザーバータンク一体式で耐ダメージ性にも強く省スペース、比較的低コスト(一応ブレンボOEM品)とイイ事づくめだ。
ま、見栄えがしないのでカスタム(笑)等で、、、見せびらかしたり自己満足を得る用途なら適さないかもしれないが、、、、、、、
2013/02/10
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