<社外品リヤショックASSYへの換装>


ウチのTDM900も10年経過するのに合わせて、Rショックをオーバーホールに出そうと目論んでいたのだが、、、、
先日本業(笑)で泡銭を稼いだので、オクで未使用新品の特注品オーリンズリヤショックASSYが比較的低コストでずっと出ているのを落札して換装した。

既に国内ではTDM900用のフルアジャスタブル/リモコンプリロード/リザーバータンク付きのオーリンズリヤショックは廃盤になっており、この商品は欧州で販売されているリバウンド側のみ調整可能のリザーバータンク無し廉価版に、リモコンアジャスタ追加を特注製作させた商品だと思われ。

換装作業は、TDM900はリヤショック上側の機体側との取り付けボルトが奥まっておりアクセスしにくく、コの字ブラケット自体を機体から取り外した方がまだ作業しやすいと思われ。

だが、件の取り付けであるタンク後方ヒンジの下にある19mmセルフロックナットも上部に空間が無く異様にアクセスしにくい。
リヤフェンダーを外すのが一番手っ取り早いのかもしれないが、今回は後方のフェンダー側から無理矢理メガネレンチを裏返して差し込んで取り外した。あるのならオフセットの無い19mmコンビレンチ等でやるのが正解か、、、、、

後は、リレーアームとの締結ボルト/ナット(14/14mm)とコネクティングロッドのボルト/ナットを外して(17/17mm)リヤショックを取り外し、コの字ブラケットも取り外し、ボルトを脱脂清掃、給脂し、逆手順で換装する。

締め付けトルク 上部ブラケット 52Nm、ショック上部取り付けボルト/ナット 44Nm、ショック下部取り付けボルト/ナット 40Nm、リレーアーム/コネクティングロッド取り付けボルト/ナット 49Nm。

あと、リモコンアジャスタは左のテキトーな部位にボルトナットワッシャを駆使して取り付けた。

取り敢えず標準設定を基準にしておいたが、多少はセッティングを煮詰める必要はあるだろう。

2013/05/19



機体左側面