<ドライブチェーン調整ボルトの修正>

既に引渡し待ちのTDM900だが、、、、

最後にチェーン調整をしようとしたトコロ、若干調整ボルトが渋かったのでタップ及ダイスで修正作業を行った。

必要部材等

90101-08766     ボルト M8/P1.25/L55(¥92/)×2
95307-08600     ナット (¥59/)×2

※今回は交換ではなく修正

12mmソケット/ラチェット/エクステンション
タップ M8/P1.25及/8mm用タップホルダー(T字のタップハンドル等は干渉して使用不能
ダイス M8/P1.25及ダイスハンドル
パーツクリーナー
ラスペネ等or切削油

32mmソケット+ハンドル
ゴムハンマー等※アクスル打ち抜き用
12mmスパナ×2

手順

まず、リヤアクスルを抜く(32mm)
同じくアクスルのセルフロックナットとワッシャ左右のチェーンプラーを確保しておく。

ボルトを抜く。(12mm)スイングアームとの干渉を避けるため、後方からのアクセス。ある程度のリーチは必要。


スイングアームネジ穴


取り外したボルトナット そこまで腐食しているようにも見えないのだが

ボルトとナットを分け、ボルトはダイスで修正。ラスペネを噴いて回せばOK


ダイスが無ければ目立てヤスリでも良いが、あるならダイスの方が

ナットとスイングアームネジ穴にはタップで修正なのだが、、、、、
ナットは兎も角スイングアームネジ穴には後方からアクセスが必要の上、そこそこリーチが必要。タップ/ダイスセットのハンドルでは手も足も出ない。

ネジ溝切りと違って修正作業には高トルクは必要ないので調整機能のあるタップホルダーでも使用に耐えるが、やはり専用のタップホルダーソケットは実に使いやすい


コーケン タップホルダーM8用+タップ

※タップ/ダイス及タップホルダー



アクセス

修正程度なら、さほど垂直に拘らなくてもラチェットでの作業で充分。適当なトコロまで回してから抜けば修正されている。パーツクリーナー等で清掃し、戻して終了。

2016/04/20