<写真撮影部 序>

先頃より嵌っているデジタル一眼レフカメラでの撮影云々についてを、弊社一部門として取り上げる事とする。
まずは改めて事の起こりを。

元々、CEOはカメラや写真には殆ど興味は無く過ごしていた。バイクに乗るようになってもそれは長年変わらず、良い情景等は自身の記憶の中に留めておくべきで、その一部だけ写真として切り取ったところで詮無い、と。
それに、自分が何処其処の観光地に行ったという事だけのアリバイ写真を残すような愚行には全く興味を持たなかった。

しかし、、、何の因果か自身でサイトを構築して運営していくようになる(自分のやりたい事をやりたいようにやるには、自分で仕切る以外には無い)と、他者への伝達という目的には、文字/文章より写真/画像の方が適している事柄があるのも事実であるので、漸くコンパクトデジカメを購入して整備の際の撮影等にも使うようになった。(しかし、文章メインのスタイルを変える気は全く無い)

そして、、、あればあったでツーリングにも持っていき、、出先での風景等も少しは撮影もするようにはなった。が、別に写真に対してはこのレベルで特に不満は無かった。

で、数年が経過し、、、、
以前ネット(FAZERオーナーズクラブ)で知り合って以来の知人である所のKage氏が某家電チェーン店に転職して、デジタル一眼レフを購入して趣味と実益(販売)を合致させていると聞き及び、実際に撮影して戴く機会もあったので多少の知識と興味を引く事になる。(Kage氏とは過去より年1回前後の頻度で会う機会がある)

それからしばらくして、コンパクトデジカメをツーリングで紛失するという事が発生し、、、、
携帯電話のカメラでは非常に使い勝手が悪く、(せいぜい事故時の証拠保持用)新しいデジカメがどうしても必要なのだが、、、態々コンパクトデジカメなんぞを高い金出して買いなおすのは馬鹿らしいので、それならいっそこの機会に、と決意した次第である。デジタル一眼レフとはいえ、エントリー機なら本体+レンズでも3万程度で買える、と情報を得ていたのもある。

あと、CEOは基本的に人間嫌い気味で鳥(野禽類)を偏愛気味である。
本来は、死ななかった場合等にバイクに乗れなくなってからの時間を使っての趣味として鳥見を嗜もうと考えていたのだが、コレを機会に鳥見にも少しくらいは手を出してみようかと思った次第である。

実際に購入を考える段には、メーカーとしての選択でCanonかNikonだったのだが、Canonは経団連会長のWC野郎が非常に気に入らない(CEOは結構こういう消去法を使うし、気に入らない企業製品は徹底的に避ける)のでNikonを選択し、エントリー機の中でD60(レンズキット)を選択した。
で、購入してKage氏と瑠璃氏と同行撮影してみて、今後も継続して使う目処が立ったので二本目のレンズと三脚、細々した商品を手配した次第である。

現状
本体 Nikon D60
レンズ AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR (レンズキット付属品)
     AF-S DX VR Zoom NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G IF-ED
純正カメラソフトケース
防湿庫
三脚
カメラバッグ
他 予備バッテリー、C-PL、ブロワー等

コスト的には本体+レンズ二本(ダブルズームキット同等)\65,000前後?
C-PLが\5,000、純正予備バッテリー\3,700、ケース\3,000、防湿庫\1,400、三脚\1,000、カメラバッグ\1,800、ブロワー\1,000(全て概算)
購入はネット経由最安店orAmazonが基本である。






これくらいの装備ならコンパクトに収まるのでツーリング時にトップケースに積んでおくことも苦にはならないと思われる。
本格的に鳥見撮影をやるのなら、300mm以上のレンズが必要になってくるのでまだまだ投資は必要になってくるのだろうが、、、、
あくまでバイクでのツーリングがメインの趣味なので、あまり無理はせずに時間とコストと情熱の配分を考えていきたい。

追記
整備中の画像が少ないのは、作業をキッチリこなすほうが優先度が高いという都合もあるし、油まみれの手でカメラなんて操作したくもないし態々撮影の度にキッチリ手を洗う気が起らないからである。

そして、、今後も油まみれの手でデジイチ様に触れるなんて事は絶対に無い(笑)

こうやって考えるとやはり用途に応じたカメラが必要になってくると言う訳だ。
昨日旧友達とこういう話をしていると、半年後くらい(年に二回位しか会わない)に中古コンパクトデジカメを頂けそうな流れになったので期待したい所だ。

2009/02/01

追記 鳥見用装備

前回のデジイチ会合組による鳥見/撮影初チャレンジで、案の定装備不足が露顕した。
で、デジイチレンズだけで満足いく画像を得ようとするとあまりにも高コストになるので、先達たちが行っている流儀を模倣して、鳥見に特化してフィールドスコープとアタッチメントを用いてマニュアル撮影でいく事に。

フィールドスコープはぶっちゃけ簡易望遠鏡で、デバイスではないので消耗を気にせずNikon純正の中古品を(程度は上々か)ヤフオクで入手。
アタッチメントとフィールドスコープ用三脚は、Nikon純正の新品を購入。



件の三点


組み上げ画像 三脚は縮長720mm/伸長1,640mm

Nikon フィールドスコープ ED-V 中古品   \36,750
口径60mm ※撮影時800mmMFレンズ相当)
素人のCEOであるので、口径が小さくて扱いやすく撮影メインの為画像が美しいEDガラス採用品をチョイス。
Nikon FSA-L1  デジタル一眼レフカメラ用アタッチメント \33,900
Nikon FT-3500 フィールドスコープ用三脚        \26,400

全て専用設計/同一ブランド品で構成できるトコロがNikonの良い所だ。
まあ、、、、今後腕が上達したりで不満を覚えれば、フィールドスコープやデジイチ本体をランクアップさせれば済むように選択してみたつもりである。
で、無事に全て揃ったのかと思いきや、三脚にはキャリングケースが付属していない。どうやら下だけ引っ掛けて運ぶ車載前提の近距離運搬用途のレッグケースとかがあって、選択余地が大きい為付属せず別途購入しなければならないようだ、、、
当方は特に、バイクに積載する以上ケースは必須である。ので急遽大型三脚ケースをオーダー。
SLIK #1770(77cmまで対応) \6,147




ケース収納済 件の三脚が余裕で収納可能

実際にTDM900に積載するには、長さがネックとなるが、、、クラウザーK2の右サイドステーに沿わせるように、後ろに延長する形でバインドすれば何とかスマートに積載できそうな感じである。(左はチェーンオイルが飛散する)
バインド用のゴムロープと、サイドカウルの養生は必要だとは思うが、コレで当面は行けそうである。

小計 \103,197

必要と思われる事にはコストに目を瞑って突っ込んでしまう病気みたいなモノだ。正直、バイク道楽に比すれば大した事無い額なのだが。
さて、あとは実戦/実践あるのみ。

2009/03/03

追記 2

上記装備で何度か鳥見に出ては見たのだが、、、無風でも微妙にブレが出ている感じで撮影も上手くいかないので某掲示板で先達に伺ってみた所、このシステムでは三脚中心点からの距離が大きく開いているので、中心では極々僅かな振動でも梃子の原理で大きく揺れてしまうとの事。

対策としては下にプレート等を入れて接続して剛性を上げると良いらしいのだが、、このシステムはF値も暗いし(F13固定)あまりデジスコには向かないってのが正直な所らしい。

ま、そうはいってもコンデジを買い、システムを組みなおすのも本末転倒というか、、、本来デジイチが主であるので、、、取りあえず保留にしておく。

FSはFS単体で楽しめるし、コレは金回りが良くなるかするまで放置してデジイチの方で150-500mmレンズ辺りを購入する方がコスト的にも安価だ。三脚だって使えるしな。

2009/06/27