<考察  エアバッグベストの有用性>

本来は此処に記載すべき事柄でもないのだが、コラムは破棄してるのでやむなく。

当方は偏執的性格もあって、三輪車にしか騎乗不能になった現在でも、ほぼバイク時代と変わらないレベルの風体である。

流石にヘルムは軽量化での防御力低下が顕著だが、夏季はサバゲ用金属メッシュフェイスマスクの常用等で補っている。
他ではプロテクターの薄型化/軽量化程度で、相変わらず暑苦しくて重くて不恰好なエアバッグベストを常用しているのだが、、、、、

以前は、常用はしていたが気休めのお守り程度の効果しか無いと考えていた。
その理由は気室が首、胸、背中、腰に展開はするが、死亡原因一位の頭部はカバーしていないし、それなら余程の特殊事例以外なら普通のプロテクター付きジャケットで充分では?と。

唯一、事故時にエアバッグを作動させた前回の追突事故で惜しかった際も、頭部にヒットして脳内出血でICU送りになっており、然程役には立っていないので。

しかし、あれから随分経過して車での被追突事故を二回経験し、対ショック姿勢を取っている際と取っていない際で身体に対しての損害が格段に差があるというコトを理解したので、、、、、

少なくともエアバッグベスト/ジャケットには、事故時には身体に「強制的に耐ショック姿勢を取らせる」効果は期待出来る。と認識を改めた。

前回の事故でも、一応頭部/脳へのダメージ以外は軽かったので、首や身体を対ショック姿勢を取らせた上で固定する、って程度には役に立っていたのかもしれない。

後は、私は安全に配慮して装備をしている、という意識付けの意味くらいか。

ま、役に立たない方が良い類の装備ではあるが、「鎖は弱い所から切れる」という言葉通り、普段から不断の継続だけが効果を発揮する
どのような装備をしていても重量車に踏まれるとかでは生存は絶望的だが、だからといって裸で騎乗するのが正しいとは思えない。

「重量車に踏まれる」が危険度10だとすれば、追突事故は5位か?単独転倒は1〜3あたり?
許容数値以下なら無効化可能、と画一的に決まるものでもないが、理屈としてはこのようなカンジだろうω

ボーイスカウトは別に好きでもないωのだが、標語の「そなえよつねに」は実に重い言葉だ。

2017/08/15