<ペール缶流用 燻製器>

最近、色々Webを徘徊していてふと燻製が作りたくなったw

で、早速初心者スタートセットみたいなのを一樋口w程度で購入した。

まぁ、、、、一度やってみてもうチッと大きな燻製器が欲しくなり、、、、空ペール缶が大量に転がっているのでそれを流用してDIYしてみる事に。

洗った空ペール缶を用意し、残っている油を焼き切る為屋外に出てガスコンロで30分程度焼いた。外下部の塗装はグラインダー等で落としても良いだろう。

蓋は件のペール缶クッションを流用wクッションを剥がしてΦ6.5mmの穴を穿ち鍋蓋を取り付け。

先達の模倣で百均植木鉢ホルダーを調達し、塗装をラジアルディスクで落としペール缶内部に置き、その上にΦ240mmの金網を据え付ける。

ウッドチップ用の皿は100均ボウルで問題ない。
蓋に温度計(セット流用 一漱石以下)を取り付けるΦ4.5mmの穴を穿つ。

あと、一手、創意工夫で元々のペール缶に付いている持ち手を有効活用すべく、缶側面に接触しないようボルトナットとウェーブワッシャで保持できるようにしてみた。

実際に使ってみても、全く問題なく使える。
のだが、今のトコロ大きくなったメリットを生かしきれてはいないが。



素人レベルでも手間暇さえ掛ければ安い食材を美味しく出来たりもするし、焼豚やベーコン等も既製品の製法が劣悪故、遥かに美味い製品が作れるようだ。

まあ、「男の料理」って奴はコスト度外視趣味全開みたいなモンだがw
手軽に一品酒のアテを作ってみたりも余裕なので、興味のある仁は燻製にチャレンジしてみるのも良いだろう。
空ペール缶が必要なら進呈します。


ペール缶他 コレは焼入れ前


内部 鉢植え用ホルダー流用は実にいい模倣ネタw


ハンドル保持付き ペール缶クッションの蓋はクッションがくたびれたのを流用w



2014/08/06

追記  1 ペール缶内径と金網

他にも色々なΦの金網を試してみたが、Φ300mmは内部には収納不可能 Φ280mmならギリギリペール缶内に収納可能。他にもΦ270mmもあるが、若干余裕が出来る程度でΦ280mmと殆ど変わらない

のでまあ、Φ280mmを調達するのが最適だと思われ。

2014/08/21

追記  2 燻液製作器

燻製は模倣しつつ随時アレコレ作ってはいる。
上記鉢植えホルダーは、ボウルを載せるのにも都合が良いので醤油燻製とかも作ってみたのだが、、、、、

上に向かう煙を下向きの液面に混ぜ込ませるのは非常に能率効率が悪い。で、ネットで情報を手繰ってポンプで直接水中に送り込む方式を模倣。

必要部材は、空ペンキ缶(2L程度 \500位?)、一方コック×2、金魚ぶくぶくポンプセット(\500〜1,000?)、シリコンチューブ適宜。

あとΦ5mmワッシャとM5ナット×2、コーキング材or接着剤。あとは液体を入れる1〜2L程度の容器。
縦型の方が燻煙が液体に触れる時間が長くなるが、泡の発生が抑え難いので一気に大量に作るのは不適。せいぜい500ml程度づつ。鍋とかだと一気に作れて泡の対策も不要だが、同じだけ溶け込ませるのは時間を長くして調整する必要はあるだろう。縦型/500mlなら30分で充分。

空ペンキ缶は、気密性が高く安価で非常に都合が良い。気密性が高くないと、エアを送り込んで加圧して燻煙を液内に送り出す方法が取れないのだ。ポンプに燻煙を吸わせる方式だとヤニですぐにポンプが昇天するようだ。

製作作業としてはペンキ缶蓋に5or5.5mmの穴を二つ穿ち、一方コック/ワッシャを取り付けてネジ留めし、コーキング等でシーリング。あとはシリコンホースをポンプと液内落し込みユニットに繋いで終了の10分作業レベル。
あとは冷燻でやるのでウッドブロックに出来れば泥炭、それを内部で載せる皿か網が必要。点火にはガスバーナーが適している。

実際に作動させてみたが、確かに短時間でスモーキーな醤油燻製が出来上がる。注意点としては、泡で溢れやすい事と、ウッドブロックの火が消えてしまうコト/確認が難しいコトだ。ウッドブロック1個でも90〜120分位は燃えるし途中消火も難しい為連続作業もやるとは思うが、一回ごとに蓋をこじ開けウッドブロックの状況を確認した方が良い。

まあ、液燻は醤油が殆どだと思うが、ソースや他の液体も手軽に燻液に出来る。
L/¥100〜200の安物でも市場価格10倍以上の実に美味な燻製モノに生まれ変わるのでぜひチャレンジして貰いたい。




完成品 


ウッドブロック+泥炭を入れた図


2Lボトルに1L入れた状態 泡の発生具合にムラがあるので後に大惨事にw 500mlで余裕をもって。



2015/02/01