タイヤのサイドウォールには、括弧つきの4桁の数字が記載されている。(稀に3桁のメーカーもあるが)。
それは、タイヤの製造された時期を記してあるのだ。
「4511」と記載されているとしたら、最初の二つは「週」。45ならば45週。
後ろの二つは「年」。西暦の下二桁である。(3桁記載なら、西暦の下一桁)
ので、4511なら「45週/2011年製造のタイヤ」と云うことだ。
タイヤも経年劣化するので、勿論新しいに越したことは無いのだが、、、、自身の使用目的や期間等を総合的に判断して、どれくらいまでのタイヤなら許容するか?と考えておくのも良いだろう。
保管状況等もあるし条件が異なるので画一的に基準を設定するのもナンセンスではあるが、己の命を預ける性質の商品なので、己の命が重要な方は「なるべく多めのマージンを取っておく」ほうが安心できるだろう。
勿論当方は、中古/極端に古いタイヤや信頼不能な無名ブランドのタイヤに命を預けるつもりは無い。国内ブランドですら選ばないですがね。(ほとんどミシュランのツーリングラジアル)
あと、中古車等を見る際もタイヤの製造時期も併せて見れば、年式と走行距離と比してタイヤの消耗具合との整合性が取れていない(虚偽の疑い)とか、前オーナーの走らせ方から機体の使われ方の推論等、いくらでも情報は拾える。
尤もアタシは中古車を購入したこともする気も皆無ですが。
もし中古車を購入する際等でも店からの購入ならば、タイヤ製造時期が古くて不安ならタイヤを新品にしてもらうコトを交渉するのも良いだろう。この際に三流ブランドのタイヤにされるのが嫌なら、自分で調達するか追加コスト払う交渉した方が良いと思う。
下一桁で事足りるというコトは、「齢10年以上のヴィンテージタイヤ(笑)」は即廃棄レベルという事。
2012/04/21
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