機を見て購入しておいたヘプ子&ベッカー製 XPLORERトップ/サイドケース三点セットだが、元よりOP設定の
キャリーハンドルベルト用ホールがある。
※キャリーベルト参考画像
まあ、、、、、、余程の野営派アクティブツアラーでもない限りこんな携行装備は必要無いと言うか、費用対効果無視のコスト度外視風味になってしまう。
で、現在骨折療養中故暇だけはあるので、、、、
割り切って銭の力で押し切るようなブルジョワスチームローラーではなく、知恵を絞ってDIYに廃材利用、コストダウンと更なる機能拡張を狙ってみた。
純正OPの手提げ運搬式だけなら芸がないので、肩掛け運搬にレベルアップを目論む。その為には二箇所のベルト配置用ポイントと肩掛けベルトが要るのだが、、、、
邪魔になるし使わないので予め切断して取り外しておいた、バグスター製のタンクバッグの裏面に付いている携行用肩掛けベルトが二本余っているのでソレを使う。
後はストラップホール〜ストラップホール間にはホールの幅に合わせた幅30mmのPPベルトを。トライグライトでエンドと調整を兼ねさせ、ベルトの中央付近に耐荷重に余裕がある三角形金属金具(30mm)を配置。PPベルト切断部はライター等で炙って解れないようにしておく。(コレをやらないとどこまでも解れていく)
更に、トライグライトにベルトを通すトコ(金具は一回目のベルトを通す際に配する)にも三角形金属金具を配してベルトを通し、カーゴネットやバンシーロープ等のフックポイントとなるように考慮。
まあ、、、、、かなりの低コスト化と機能拡張により利便性向上は果たせたと思われ。
ウチに転がっていたような廃材では、パニアケース指定荷重(10kg)より過積載時にはプラ部フックの耐荷重性が低い、、、、かもしれないので、序に10m購入(最小単位)PPベルトの残りを使い、両端にトライグライトとDリング+スナップフック等でキャリーベルト二本も製作するコトにする。
純正OPのストラップベルトも設定はあるが、前述純正OPキャリーベルトが必要。上面にベルトが無いとフックポイントが存在しない以上どうしようもない。ベルト端に無理矢理カラビナを配してケースサイド部の持ち手にフックさせる手も無いことは無いのだが、、、、、、、、、、
ちなみに全部購入すると、現在キャリーベルト ¥2,600×3+ベルトストラップ ¥2,900×3+諸経費(※円/ユーロ為替相場により不定期変動アリ)。並行輸入以外では不明だが、あっても多少は割高(アマゾン等にもH&Bの出物はあるが、OP等は無い商品も多い)
使用部材
PPベルト 黒 30mm×10m(¥1,660/1,318)
三角リンク ステンレス製 30mm(¥310/215)×6〜12 ※箱一個につき二つ若しくは四つ
トライグライト 30mm(2個入り)(¥/116)×6〜9 ※箱一個につき二組四つ/自作キャリーベルト一本につき一組二つ
Dリンク ステンレス製 30mm(¥270/174)×4〜6 ※自作キャリーベルト一本につき二つ
Sカンフック ステンレス製 20kg(¥690/458)×4〜6 ※自作キャリーベルト一本につき二つ
廃材利用(笑)は肩に掛けるベルトの当たり面の緩衝材配置/構造さえ何とか工夫すれば充分に使用に耐えるだろう。重量物を入れすぎるとキツそうではあるが、、、、、実際のトコH&B純正OPキャリーベルトもプラフックだし
模倣するならだいたい¥3,000〜5,000チョイ程度(+α)のコストだと思われるが、費用対効果の方はかなりのモノだと自負。過積載野営派ツアラーなら判ると思うが、トップ/サイドケース上部等にフックポイントがあるとネット等の設置に非常に便利なのだ。
2013/09/22
サイドケース フックポイント用金具は外側に二つ配置
サイドケース上部 ベルト用フックポイント金具の位置固定は同じPPベルトの当てを縫い付けて製作
ケース内の重量が増える際には樹脂スナップは負ける可能性も考慮して、テストの結果次第で新たに金属スナップで製作予定
トップケース前部(縫い物前試作時画像) 後ろには既にリベット打ち金具で増設済み故、ケース前方のみトライグライト部にフックポイント金具を二つ配置。
トップケース側方(試作時) キャリーベルト用フックポイント(縫い物前 笑) 勿論平常時はフツーのフックポイントとしても使用可。
トップケース後方(試作時) ちなみにバリスタナイロンやPPベルト等の強度もある厚手の商品は安物ミシンでは縫いにくい。手縫いはまず無理(苦笑)
トップケース 正式版 中央部フックポイントを裏から当てキチンと縫い付けて、前方はDリンクに変更。
サイドケース及び自作キャリーベルト 今回は上記Sカンフックではなくカラビナで制作したが、Sカンフックの方が良いか?
サイドケース及び自作キャリーベルト 取り敢えず1本は自作。当分2本はバグスターの廃品を利用する。
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