最近のオンロード系の機体には、スピンオン式=所謂カートリッジ式のオイルフィルタが用いられているコトが多い。
で、コレの脱着には適合する外径や汎用のカートリッジ用フィルタレンチを使えばよい。
だが、スペースが無い等の理由でレンチが掛けられなかったり、工具が無い等の場合もあるだろうし、オーバートルクで締め付けられていたりで、カップが滑って廻ってくれない事もある。
一番単純な手法は、ハンマーとマイナスドライバー(orタガネ)で緩む回転方向に打撃を与える方法だ。外周の円にフラットスポットを作ってから、其処に刃を当てて打撃を与えると良い。
これでも廻らない場合、、、、、、オイルパンを設置してから、フィルタのなるべく中間より先の部位を狙って、長めのマイナスドライバー(orタガネ)を打ち込んで、フィルタ外殻を表裏とも貫通させて無理矢理廻せばよい。
勿論、廻す方向に刃の広い方が来るように打ち込む事。
エンジン側から突き出ているネジ部もそれ程長さは無いし、最悪破損させても換装可能な構造である。外殻を破壊して外す手を使ってでも外さないとどうしようもないのだ。以後はトルクレンチを使うかしてオーバートルクに注意すればよいだろう。
2012/02/24
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