普通は、ワイヤーが切れたりほつれたりした場合は素直に純正部品をオーダーすれば良い。
だが、5LVのEXUPケーブルのように部品の設定が無くASSY構造で異様に高コストだとか、旧車で既に純正部品の供給が無い等や、今回のKLX125Cのように組み合わせれば丁度再生可能な場合なら、少しの作業でワイヤーの再生(半自作)も充分に可能である。
アウター側も、その気になりさえすれば、、、長めのアウターのを調達して、被覆を火で炙って寸を詰め、金属部エンドを被せてしまえばOKのようである。
インナーのワイヤーは、自転車用等で良いので同一の径のワイヤーさえ調達すれば、タイコ部をハンダ付けして完成である。
タイコは芋ネジ締め込み式の「応急処置用」が市販されているが、CEOは横に凹字の溝が穿ってある真鍮製ハンダ付け用のストックをまだ数個持っているのでソレを使っている。
タイコ部にワイヤーを通してから、ワイヤーの長さを合わせて、タイコ部から先は撚りをほぐしてハンダ付けし、余分をカットしたり削ったりしてキチンと円筒状に均して完成である。力を込めて目一杯引っ張っても問題ないことを確認してから組み付けるコト。
ハンダは、基盤用ではなくステンレス/真鍮用のハンダを選択すること。
あと、タイコには低コストな同じ径の軟鉄の丸棒でも充分なので、DIY好きなら覚えておくと良いだろう。
再生ワイヤーとタイコ
2012/02/20
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