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         バイス、、、、所謂「万力」は各種作業にはあった方が良い。 
特にソロで作業をする際の、保持しながら電気/空圧工具で切ったり、削ったり、貼ったりには非常に重宝する。
  
それは良く分かっていたのだが、、、、
CEOのガレージに作業台を置く空間が無いので導入を見送っていたのだ。
  
だが、、、、、近隣に御住いの、弊社リンク先でもあるガレージライフの達人sada tdm氏に良いアイデアを戴いたので、漸く解決に至った。
  
その方法とは、、、四輪の廃スチールホイールを台座にして、バイス自体を移動可能な構造にする事である。
  
バイスは、極力大きく重い奴で無いと使い勝手が悪い!との助言も戴いていたので、バイス幅150mm/20kgのアストロ製ベンチバイスをセール価格で(\8,900/6,900)購入した。
 
廃ホイールは、やや錆びた不要品15インチ用を知人から貰って来た。無いのなら馴染みのガススタンドや車屋等、伝手を辿って貰ってくると良いだろう。
  
バイスには3点、ボルト固定用穴があるが、、、一か所だけはホイールのボルト穴を利用しボルトナットで固定し、後は溶接でやる事に。
  
M12のボルトナットのセットと大きめの幅のワッシャーを購入し、、、面一にするため座面までのカラーが必要だったので、バイクの廃ホイールベアリングスペーサーをグラインダーでぶった切り(ここで早くもバイスが活躍)、一か所はボルトで仮止めし、、、、
 
残りはホイールの縁に接触している部位をアーク溶接でやっつけた。 
ボルトを本締めし、剛性を確認する為大型のハンマーで数回ぶっ叩いてみたが全く問題なし。
  
  
試作型高機動バイス(笑)
  
これならば必要のの無い時は収納しておき、必要な時だけ必要なトコロに持ち出して作業する事が可能だ。
 
20kg+ホイール、で重量もあるし座りも良い。Fフォーク等、長モノにフルパワーを掛けたい時等は判らないが、まあホイール裏や横等にウェイトを置いたりすれば何とかなると思われる。
  
同じような環境等でバイスの導入を躊躇っている仁にはお勧めの手である思われる。 
CEOは同僚より、出力の安定しない(その為買い替えて余っていた品 笑)アーク溶接機を譲渡されたので所有しているが、、本来割と高価なので、伝手を辿るとか近所の零細鉄工所等で溶接だけして貰うとか手を考えれば良いだろう。
  
2010/04/29
 
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