W氏の実家置きバイクとして購入されたKDX125SRを一通り整備しつつある。
今回は彼のバイクで東京にもって行ったら当方が整備出来ないので、技能習得の為にも整備のメインをW氏にやらせ、サポートに徹しているのだが、、
主にネット上で情報収集していると、カワサキだから部品が外れたりするのは別に驚かないが、Fブレーキがプアで一般道を走るにはかなり不安があることが判明した。まあ50の原チャリのキャリパーと同じではさもアリナンという所か。
東京までの回送は当方が行うし、W氏のヤツにも死なれては困る。という事で何とか対策して見る事に。
で、簡単なブレーキ強化策として、KX85等やスーパーシェルパの片押し2Pキャリパーがボルトオンで取り付けられるというハナシで、新品のASSYの価格がKX系が\13,000程度、シェルパが\20,000程度と何故か大いに差があるのでみんなKX系のを調達しているらしいのだが、、、
では、中古でという事で調べてもKXは出物は少なく程度も悪くコスト的に高い。シェルパも出物はあまりない。
で、オンライン検索でカワサキのサイトで調べると確かにそういう価格設定だが、シェルパの現行型のキャリパーは、サブASSYになっていてブレーキパッドが別になっていて、価格も\7,700前後となっていた。これなら程度の悪い中古を購入するより全然マシである。ブレーキパッドは社外品(べスラ レジンタイプ)のなら\2,600程度だし。
念の為、シェルパ前期型のフロントフォークアウターチューブの型番と現行型のそれに変更が無い事を確認。こういう芸当が出来るのはオンライン検索の利点である。だからヤマハ発から離れられない(ヤマハ発は多くの部品品番に最初に使用した機体コードを使うので照らし合わせも一発で、流用の可否の判断が容易)し本田が嫌いになるのだ。
都合\10,000弱掛かってしまったが、まあ日頃の借り(と、当方は思っているが)を返すイミで
呉れてやった。
繰言になるが、ワザワザこんなことを当社のサイトにアップする理由の一つとして、毎度の事ながら掲示板やブログはどうにもこういった情報を検索しづらく、必要な情報を入手し難いと感じたことが大きい。コレが何らかの助けにでもなれば良いのだが、、、。
ま、兎も角換装は問題なく完了した。この状態でディスクガードも装着可能で全く違和感も無い。マスターも換えても良いのだがコスト高だし、メッシュホースも入っているしコントロールしにくくなる事も懸念されるのでこれで様子をみる事に。
シェルパに乗っている人間に言わせればこのキャリパも効くとはいえないらしいのだが、KDX125なら幾分軽いし費用対効果という点ではこのあたりが限界だろう。
2007/01/14
ボルトオンのトキコ製片押し2Pキャリパー
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