<キセルレンチ>

工具はアイデア、ではあるのだが、、、、、
何てことのないベーシックな工具も、使ってみると使い勝手が良かったりもする。そんな工具の一つ、キセルレンチを紹介しておく。

ストレート キセルレンチ 8mm(¥580/)

ストレート キセルレンチ 10mm(¥620/)

まあ、、、、、、ストレートをぶらついているトキに特売品(価格忘れた 笑)だったので手が滑って購入した二本なのだが。
見ての通り、L字形状をしており両端はボックス形状。HEXレンチ同様に大トルクが必要な際には短い方を、早回しの際には長い方を使う。
更にトルクが必要な際には太いドライバー等の長いシャフトを入れて回せるように貫通構造になっており、出先の持ち出し工具としての利便性も高い。

当方は出先工具というか携行工具系は充実しているので携行工具用ではなくガレージに置いているが、ちょっとした作業等に用いるには実に利便性が高く、使用頻度もかなり高い。

ラチェット/エクステンション/ソケットのような広範な対応幅も無い実に簡素な単能的工具ではあるが、それ故にストレートのような一流とは言えないブランドでも、 構造が比較的簡素故、信頼性耐久性を然程考慮する事もなく低コストであることの利点を前面に押し出していける商品である。

まあ、バイク用に用いるのなら8mm、10mm、12mm程度で充分だろう。柄が短く大トルクを掛けるのに適しているワケではないので大径ボルトには不向きではあるし。
これも、特売でなければ購入に至らなかった商品であるし、説明を受けたり使ってみなければ分からないって工具もある。低コストでとっつきやすいので取り敢えず試してみるのも良いだろう。

あと、当方は現在一つも所有していないが、似たような工具で「ダブルフレックスボックスレンチ」という海外ではメジャーな工具にも触れておく。
両端がボックス構造の首振り仕様のレンチで、キセルレンチと異なり固定式でなく可倒式故片方でも早回し/高トルク掛けが可能な為、もう一端は違う寸のボックスになっている。

※参考  ABIT/KTC ダブルフレックスボックスレンチ

コレなら1本で2サイズ分カバー出来て携行本数も減らせる。別に8mm/10mmなら低コストのモトレンチでも良いのだが
実はこの工具も気に入っており、使ってみて優秀だとは分かっているのだが、、、、、
可倒構造は高コスト且つ信頼性耐久性にかなりマイナスなので、安物はすぐに破損する。「こういう工具」は逆に一流メーカー品をオーダーするのが無難。



キセルレンチ       ------------------    A
費用対効果も非常に高く、持ち出し用やナットの受け用等、スーパーサブとして利便性は高い。                

2013/09/07