<エアツール紹介>


今回はCEOの屠殺場、、、、
ではなくガレージのエアツールを紹介する事にする。

大元のコンプレッサーには、ストレート製 縦型を選択。

エアーコンプレッサー 100V 3馬力 63L(\71,000/)

ガレージ内部のスペースの制約が大きいので、高コストは許容してコンパクトな縦型で隙間に収納。標準100Vでの限界ギリギリ二気筒3HPが出せる上にタンクも大きめの63Lで、騒音もまあ許容レベル。グラスウール配置等の対策でかなり騒音は下げられる。

ツール王国MAXの縦型増速2HP/50L(\20,000前後)も低コストで悪くは無いと思うのだが、最近ずっとカタログ落ちしている、、、
いずれにせよ増速式は騒音が大きめ。

オススメレベル   B-    ------ 省スペース性を求めるのなら縦型に限る。一万円前半のコンプレッサーと比較するとかなりの高コストになるので、セール等での購入を狙おう。  

次に、エアフィルターを噛まして水分除去。コレが無いとタイヤにエアを入れてもエアガンで吹いても水分が混じる。
同様に、オイラーが無いとエアインパクト等の駆動系に毎回注油するのが煩雑。当然、注油の必要が無い時にはオイラーは外すかオイルを抜いておく。
コレは、圧倒的にツール王国MAX製が低コスト

レギュレーター付きエアフィルター(オイラー付き)(\2,800/)

ちなみに、この製品にはプラグ/ソケットが無いので、 オネジプラグ(\100/)/ オネジソケット(\610/)が必要。更に言うと、コンプレッサーからのホースも必要なので、、、 エアーホース8.5mm(\300/)と クイックホースプラグ 8.5×12.5(mm)(\280/)、ワンタッチホースソケット 8.5×12.5(mm)(\720/)が必要。

オススメレベル   B    ------ 折角コンプレッサーを購入するのなら、キチンと水分除去とオートでオイルも流したい。費用対効果は相当高いのだが、コスト安故かOリングが粗悪で気密性等は低いので若干マイナス評価。(汎用Oリングに換装)



コレの先には、ホースリールがあるとホースが絡まったりしないので非常に利便性が上がる。ちなみにホース径は、エアーインパクトレンチ等を使うのならば太い8.5mmを選んでおく方が良い。
と、いうか、、、普通はインパクトが使いたいからエアーコンプレッサーを買う、と思うのだが。
ストレート製を推奨しておくが、ツール王国製と殆ど価格差が無い為なので、都合の良い方/好きな方で購入すると良い。

エアーホースリール φ8mm× 7.5m(\7,800/)

オススメレベル   A    ------ ホース単体よりは高コストだが必要な長さだけ引き出して使用可能で、巻き取りも楽なので揃えておきたい。取り付けは壁やスチールアングル等に。



インパクトレンチ   

兎に角、緩まない事には役に立たないのでトルクがあり、低コストなストレート製での最廉価品を購入。ぶっちゃけコンプレッサーにコストを掛け過ぎた、、、、

まあ、294Nmで以前の電動インパクトよりも余程パワフルである。持ち出し作業が不可能になってしまったが、自分自身の作業という点では全く問題ない。

1/2"(12.7mm)エアーインパクトレンチ(\2,380/)

コレでもバイクをやる分には全く問題は無い。安いだけあって重くてバランスも悪く長時間作業には不向きだが、、、

オススメレベル   C+    ------ 長所は普通に使えて相当低コスト。それだけ。 使用頻度が高いとかなら、もう少しコストを掛けてバランスが良く軽い等、マシな製品を購入すべき 



エアタイヤゲージ

CEOのはアストロ製(\2〜3,000?)だが、カタログ落ちしているようだ。
然程精度を問われるとは思わないので、テキトーな安物でも充分。その後マトモなゲージと比較して補正する等すれば良いだろう。それか、 ミシュランダイモゲージ(\9,400/)等のマトモなゲージを購入するのが良いか。

いずれにしても、バイク用ならウレタンホース等フレキシブルな構造の商品を選択しておく事。ガレージでエアを入れられるようになると空気圧管理がかなり楽になる。



エアーブローガン

プラグ交換時等に重宝。ゴムキャップ付ならブレーキキャリパピストンのエアによる抜きとりも可能。あと、埃飛ばしに清掃、人間の涼にも。コレは低コスト品で充分。



エアーハンマー/チゼル

バイク整備ならば、、、、三つ又にあるステムベアリングのインナーレース位しか使いドコロは無いと思うのだが、、、、
ハンマー/チゼルだと30分以上は悪戦苦闘するレベルの作業が、ほんの数秒で済んでしまう、、、、

ステムベアリング換装作業には必須アイテムと言って良いだろう。

エアーハンマー/チゼルセット(\2,980/)

オススメレベル   A+    ------ステムベアリング換装には本当にあると便利。ただし、、、、バイクでは他の用途が思いつかない。



エアーラチェット

コレだけは期待ハズレの一品
ラチェット等と大きく異なり「本緩め」「本締め」が出来ないので、ソケット差し替えたりするのが煩雑。
で、スプラインソケット等、エアラチェ専用ソケットを割り当ててみたが、、、、

業務で相当な本数を廻すとかでもない限り、バイクではTハンドルの方が数段マシ。現在全く使用していない。



エアリューター(アストロ ミニリューターキット \2,480/)

購入して日が浅い為、評価が定まっていない。ただ、エア消費量は異様に多いので連続使用時には注意。

現状このレベルだが、、、、エアツールについては特に欲しい製品は見当たらない。強いて言えばサンドブラストガンだが、、、、

エアーコンプレッサーに関しては、最低でもエアーインパクトが使いたいのなら1HPは必要との事。まあ、 ツール王国MAX製2HP(\13,800/)ならかなりの低コストなので、スペース/騒音が問題無いならコレを都合すれば良いだろう。

騒音対策は、CEOはグラスウールを袋のままをシリンダー周辺に配して段ボールを上から被せてある。

但し、コレだと連続稼働が長くなるとオーバーヒートしてしまうので、段ボールを外すとかファンを設置するとかの対策は必要だろう。


2010/08/25