これまではインナープロテクタージャケットを常備していたのだが、冬場の重ね着が苦しいので胸部/背面付近の防御は一番外側に着用するエアバッグベストに任せることにした。
ジャケットでなくベストにしたのは当然どの既存ジャケットにも適応できるし使いまわしが効くからである。GW製の商品もあったのだが、CEOには無線機等を収めるポケットが必須なので無限電光製をモーターサイクルショーで展示品を2万円で購入した。
勿論まだ展開させた事は無いが、重量的にも感覚的にも軽く、体が楽になったと感じる。使い勝手は非常に良い。実際の重量は1,4〜2kgくらいなので感じ方に差はあるかも知れないが。コードを車体に取り付けるポイントはハンドルバーかシートレールなのだが、試行錯誤の結果ハンドルバーが現実的である。ここにすると追突/衝突時に展開が遅くなるか間に合わなくなる可能性もあるのだが、常時使う気にするにはここしかないと思う。
ちなみにエアバッグはシステムに損傷が無ければボンベ交換のみで再使用可能です。(ボンベは\1,000チョイ)
エアバッグが展開時の展開場所の防御力は十二分なのだろうが、インナープロテクタージャケットのように体に完全にフィットして防御がバイク降車時にも常時機能している訳ではないので、防御力と信頼性は劣ると思う。しかし、、、装備が格段に楽で抵抗が無いので、後者で常時装備することを徹底する事が負担になる事を考えればこういう選択も良いかと思う。肘、肩の防御はジャケット内のパッドに依存
するか別の手を考える必要はあるが。
変な例えをすると重装甲のHEAVYARMS SHELLとバリアジェネレーター装備のABSOLUTE DEFENDERとの違いという所か。 (注 判らない方が正常です)
2006/04/09
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追記 夏場の副業時装備
前回記載時より色々装備を更新しているので、現行での業務時夏季装備を記載しておく。 本来、上は制服があるのだが四輪と共通のペラペラの零細企業制服で識別用以外の利点は皆無であり、デメリットが多すぎるので、、協調性極低且コスト度外視人間ぶりを発揮して私用制服(黙認されているか、、、?)を導入している。ま、色だけ企業色である青を選んではいるがCEOはベストを常時着用しているのでどのみちどんな制服を着ようと一体感は無いしな、、、、、
GW2601メッシュEuroジャケット
プロテクションも充実しており、ハーフメッシュで涼しい上、高性能ゴアテックス防水インナーを着けることも出来るスグレモノ。
防水インナーの着脱の手間は流石にあるし、インナーの丈が短めで腹/背の部分は下と合わせておかないと降りがきつい時にはそこから浸水する。ので安物レインパンツをぶった切り、腹巻状のつなぎ目用を製作して間に入れて対策している、、、、
無限電光製エアバッグベスト/汎用品胸部プロテクター
上記エアバッグベスト。コイツはメッシュではないし黒なので暑い。ま、メッシュだろうが重ねると風通りは悪くなるしなあ、、。そもそもメッシュタイプもあったが意図してポケットの大きいタイプを選んだのであるし。
元々このベストには胸部プロテクター装備用のベルクロテープが内側にあるので汎用品を入手して装備している。
コミネフルメッシュライディングパンツ
品質的には微妙なのだがまあ、、、コストも安いし許容範囲内な商品。フルメッシュ故涼しくはある。
これらを”常時”装備して業務を行っているわけだが、ウェストバッグ等もつけて計量してみると8kg以上あった。ヘルメットとグローブ、ブーツを入れると10〜11kg、無線機(胸ポケット)を入れると+1kg 12kg程度か? 兎も角常人と比較すると相当に重装備である事は間違いないし、御同業でもこれ以上の装備をしている者はついぞお目にかかったことは無い。(というかバイク便は貧乏人が多いので装備状況は常人より劣悪気味か)
走行中は全く問題は無いが、待機中等には暑いのでジャケット/ベストを脱ぐようにはしている。でないとクールビズとやらで冷房を抑えた室内等でも、プロテクター等が熱を持ちやすいのでやたら暑いのだ。屋外なら尚更である。 しかし重量に関しては、脱いで持ち上げたりすると重いと感じるが、装備してしまうと左程苦痛を感じる事は無いし特に肩等凝ってもいない。慣れの問題か?
まあ、、、こういうものは徹底度の問題だと思うし、個人の指向にもよるのだと思うので好きにすれば良いと思う。
来なければ良い「その時」に延々と備えるのは結構苦痛だし、備えても無駄な事もあるだろうし。
CEO自身、怪我は嫌だが事故死するなら即死が望ましいと思っているし、病死するくらいならバイクで死にたいとも思っている。
それでも死は敗北に変わりは無いと思っているし、避けうる限り避けなければならないし、可能な限り備えはするべきだ、、、というのが「自分のルール」だ。
2006/07/01
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追記 2 現状のエアバッグベスト
以前別記したが、今年の事故でhit-air製が機能不全で昇天したので、買い換えた。
今回は、GW製が安く買えることもあってGW製にしてみた。が、この商品はhit-airのOEM品で、単にGWのロゴが入っているだけである。
メッシュで一応独自の首回り二重構造になっていたりはするが、hit-air製と違い製品展開がなく他に選択の余地が無いので、特段に理由が無いのならGW製を無理に選ぶ理由は無いだろう。
あと、最近は業務での無線使用を止めている(重いし不便なので若干コストは上がるが、返上して携帯電話で対応)のでこれでも問題は無かったというのもある。
ただ、あまりにもポケット類が少なく不便なので以前の死体から左胸部ポケット、他に左胸上部のDカン(主にサングラス吊り用)と前部ファスナーの内側の、胸部プロテクター取り付け用ベルクロテープを移植した。
これで基本的には使いやすさには変化は無い。メッシュになって幾分は通気性は上がったとは思うのだが、首回りが厚くて暑いし、黒いし、重ね着してるしプロテクターは保温性が良いし、、、夏季には暑くてキツイ事にも変化は無い。
何度も言うが、所詮徹底度の問題だ。当方自身はコレで自分を納得させているので全く問題は無い。
2007/09/16
オススメレベル B- ---常時装備品だが重さや不快さは大きい
GW製エアバッグベスト改
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追記 3 エアバッグワイヤーのハンドルバー取り付け選択時
以前にも記載しているが、エアバッグワイヤーは乗降する度に頻繁に脱着する必要がある。
ので、脱着しやすくないととても業務では使う気にはならないし、、、、、着け忘れた際に(両手を使って 笑)走行中でも取り付け可能なように、「前」にある方が好ましいに決まっている。
ので、当方は取り付けポイントは「ハンドルバー一択」である。
だが、追突時にはエアバッグの展開が遅れるコトは容易に想像できるので、、、だいぶ前から少しでも追突時等のエアバッグ展開を早めるように「ちょっとした対策」をしている。
XJ6S取り付け参考画像
それは、当方の機体には標準装備のバグスター製タンクカバー/タンクバッグの、バッグの前部固定用のDカンを利用して、そこにカラビナを付けてワイヤーを通しておくだけである。
こうしておけば、ハンドルバーに取り付けてありながら支点はかなり後方にすることが出来、体が前に飛ばされた際はハンドルバーより格段に早くエアバッグの展開を見込むことが可能。
しかも、コレならスタンディング等も可能でライディングポジションの自由度も確保出来ている。ワイヤーが遊んでどこかに行って困ることも減少するので良いこと尽くめである。
ただ、フツーのマグネット/吸盤式のタンクバッグではこの技は使えない。バグスター他の「固定式タンクバッグ」を使うか、不格好だが給油口のキャップボルトを長いものに換えてスペーサーを入れたりして無理矢理何とかフックポイントを設定する等が必要。
まあ、、、、、同じシステムの仁はあまり居ないとは思うが、エアバッグジャケット/ベスト使用時にはこういう手も使える、と頭の片隅にでも入れておくのも良いだろう。
2013/03/14
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