<エンジンガード/フレームスライダーの類>

FZS1000は、ありがたいことに倒しても車体にダメージの出にくい構造になっている

元々ハーフカウルなので側面は問題無いし、フロントウインカーはしなりを持たせてあり、めり込んだり折れたりしにくい。更にフロントカウル自体もある程度しなる。バックミラーも角度と位置の問題なのか、すぐ折れるような事も無い(FZ400/旧FZS600はすぐミラーが折れるしミラー基部のカウルも破損する)。

しかしそれでも、サイレンサーやハンドルバーエンド、ブレーキ/クラッチレバーが接地するのであまりよろしくない。そこで、ハーフカウル/ネイキッドバイクには定番(?)のエンジンガードか、俗にプリンと呼ばれるフレームスライダーを装着して、ダメージを軽減させることをお奨めする。

本来、走行時の転倒の際に、車体のダメージを軽減する為のモノらしいが、CEOは走行時に転倒するような走りはしないので、立ちゴケ等の損害を軽減するモノとして認識しているのだが。

これがあると接地時に車体が寝ている場合にも、ある程度支えになっているので引き起こしもかなり楽になる。もちろんエンジンやクランクケース等には損害は出ないし、ガードやプリンの形状にもよるが、他の各部にも全く損害が出ない事もある。部品換装費用のことを考えると、10,000〜30,000円程度の投資だが、安心料もあって十二分に元が取れると思う。

製品自体はヤマハERのHPやワイズギアのHPに出ているし、汎用品もGIVIやレディバード等の各社から出ているので確認してみればよいだろう

CEOはヤマハERの純正オプションだったローラーガード(プリン)25,000¥程度を装着している。が、現在は値段等なら国内のワイズギアのHPのほうが安いのでプリンならそちらの方が良いだろう。(90793-56074 \12,800)

デメリットはあまり無いのだが、プリンだとバンク角が大きいと接地することはあるかもしれない。あと、ギリギリまで寄せすぎると歩道の縁石にガードやプリンが当たり、乗り上げて転倒ということもあるので気をつけよう。

取り付けの際は、ジャッキやリジットラック等でエンジンを支える必要がある。そうしないと、エンジンマウントボルトを外すので、次にボルトをつける際に、少しでもずれていると入らなくなるからである。工具が無いか不安なら素直にショップに任せる方が良いだろう。

2003/06/19

オススメレベル   S-    ----必須アイテムだが車種/形状による