CEOは、付和雷同ってヤツが嫌いである。世間的にハイブリッドカーがえらく持ち上げられているので、小石でも投げてみようと思う。
CEOがあまり「評価していない本田」の二代目インサイトについてだが、、簡単に言うとシステムは先代と殆ど変わっていない。1.3Lの小排気量エンジンに、必要時にモーターでアシストをする「だけ」の構造である。
ミラーサイクルにエンジン/モーターのトルク混流制御のプリウスの方が格段に優れてはいるが、、、重要保安部品のブレーキキャリパピストンまで樹脂化するようなアホ構造の車両でもある。
「ハイブリッド」=「雑種」 という名の通り、「エンジン」と「モーター」の併用って事での雑種である。
それをハイブリッドと聞くと何か優れているようにカン違いする「おめでたい連中」へのイメージ戦略に使っている訳だ。
そもそも、燃費を良くしたいのならATではなくMTを選べば良いし、車重は軽く、タイヤは細く、エアコンや余計な電装アイテムは排除するのが正しい。
そういう点では二代目より超々ハズレの初代インサイトの方が正解に近かったのだが、、、、、(その為、カタログ上の燃費はプリウスよりも初代インサイトよりも低い)
フツーに考えても、動力源を二個積む事は一個より、構造、重量、エネルギー等々無駄が多い。
引用になるが、焚き火で直にやかんを掛けて湯を沸かすのと、熱を利用してタービンを廻して発電した電気を、わざわざバッテリー充電してから電気ポットで湯を沸かすのとを考えればだいたい正解である。後者は恐ろしく熱効率が悪い、、、、
ま、自分は楽する事しか考えていないくせに、所謂エコカーに乗り換えれば「エコ」とか思っている御目出度い連中を相手の商売なのだから、デザインやイメージが重要なのも、売ることが重要なのも理解は出来るのだが、、、、
本当に環境に良いというのなら、今ある車を乗り換えずに使い潰す方が圧倒的にマシである。それよりも車を手放して分際を弁えて暮らす方が、更に言うとさっさと他界してくれた方が余程「環境」に良い。
ビジネスってやつは、金を稼ぐ事が基本である。ので、購買層が増える事を望むし、消費を奨励する。
環境ビジネスはそれに「環境」というダシを使っている「だけ」だという事を理解すべきだろう。
2009/04/26
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