<或る旅の記録 12.1 R164>

今回は、先の酷道ツーリングの序に引っ掛けて全道制覇した国道164号のハナシである。半分以上洒落であるのでその心算で。

ツーリングマップルにも「R164」とは載っていないし、聞いた事の無いナンバーであったので大体想像は付いていたが、、、四日市港からR1、中部交差点までのたった3kmしかない港国道である。

基点 四日市港

休日という事を差し引いても人気の無さはかなりのものだ、、、しかし、国道でもあるし、鉄道も引いてある。
国道として区分する必要上、こういう港湾に伸びる道は指定も必要だ。が、時代の流れとは全く合っていない。コレに沿うように鉄道もあるが、、、同じだろう。

今でこそ鉄道貨物輸送は廃れているが、効率よく継続的に大量の物資を運搬するという目的には船に直結出来るよう港まで線路を引いておくのは当然である。道路網も鉄道網も軍事的側面を備えているのでそのように意図してルート設定されているトコロも多いのだ。(軍事も政治の延長だが)

行程自体は、、北へ登って昌栄橋を渡って右へ折れて、突き当りを左に折れてR23を横切ってR1に行き当たる、、、信号待ちも含めて実質10分程度か?
終点 R1中部交差点北西角の小おにぎり

後から確認してみると、四日市港のメインは北と南の出島に移ってしまっている。鉄道も旅客は廃止され貨物線として細々と存続しているようだ。


ま、洒落で走っておいて何だが、CEO自身にはこういう目的と手段を取り違えているような児戯自体には達成感も何も無い。
イロイロ思いを馳せたり後に調べたりする事は面白くもあるのだが。

2009/03/22