<シリンダーヘッド計測温度計>



ウラルにはオイル警告灯が無い。
この為にオイル漏れに気が付かずエンジン焼き付きを起こしてしまった訳で、始業前点検でキチンと下回りを確認したりディップスティックでオイル残量を確認していればオイル漏れに気が付いたかも知れないのだが、長距離走行時等ではやはり現時点でのモニターは必要と思われ。

で、コメリカのウラル用品販売サイトにこのような商品が出ていたので、国内の並行輸入業者サイトから購入した。
トレイルテック TTO温度センサー 黒 プラグ座面センサー14o(\9,180/7,803)

要は、オイルの量をモニターするのは非常に難度が高い為、次善の策としてシリンダーヘッドの温度をプラグ座面センサーから拾ってモニターするのだ。
プラグのガスケットをぶった切り、コレに置き換えてテキトーな位置に配するだけの実に簡単な手だ。

シリンダーは2番/右側にする事。当方の機体でも右シリンダーが先に死んでいる。
クランク軸がオイルを巻き上げての飛沫潤滑というシステム上、回転方向の問題でどうしても右の潤滑が甘いので。

で、商品は内蔵電池式でバックモニターライトも無い実に簡素な構造で、最初に電池交換方法が記載されていないため開けて確認しようとしたがどうにも破壊しそうになった為保留にしてある。電池が切れてから開けてみる予定。

あと、暫定でETC車載器の下付近にタイラップで暫定的に取り付けておいた。そのうちもっとマシな位置に固定する予定。
外観


プラグ座面センサー




2018/03/07

追記 1  取り付け位置変更

テケトー過ぎる取り付け方法では夜間には全く役に立たない為、即対策ω

とは言えハーネスが短く位置の変更はほぼ不可能な為、油温計として用いているどいてな製アクアプローバHGのでっち上げステーの方向を変えて、ベルクロテープでなんとか下に収めた。

ま、この程度で充分だろう


デジタル油温計に同居




2018/03/08

追記 2  照明

位置を変更しても、バックライト照明が無いので夜間には数値確認不能な為………
廉価LED球(×20ω)(¥298/) を無国籍脱税企業でオーダーし、油温計のアクアプローバHGのACC+とGND-から分岐させ電源を確保。
ギボシで繋いで交換も可能にしてテケトーにタイラップで位置決めω
覆いはギボシのメスとハーネステープ

ま、実用には耐えるだろう


夜間  まあ何とか



外見 




2018/04/24

追記 3  機能不全によるハイブリッド換装

先日、温度表示が飛ぶ事例が複数回発生。現状はマイナスに振り切ったまま。
電池切れか断線が疑わしいのだが、電池交換にチャレンジする位ならというコトで、センサー座面とハーネスを中途でぶった切り、マシな温度計に接ぎ木する。

と、いうのもプラグホール座面センサーがある温度計が殆ど存在しない上に、廉価なKO●SOは座面センサーはあっても表示が120℃までで全く使い物にならない。(※現在は上位版があるようだが、座面センサーがすぐ折れるとのコト 予備は同梱されているが………)

ココで使われているサーミスタ式温度計は、電流を流して温度による抵抗値の変化で温度を測定している……とのコト
他社製品で変数が同一とは限らないらしいのだが、右シリンダーの飛沫冷却機能不全の判定が目的の為、ある程度の誤差など全くどうでも良く許容範囲なのだω

で、一番廉価で表示温度が高い温度計は、このヨシムラの廉価版温度計だった。

ヨシムラ:PRO-GRESS1 テンプ・ボルトメーター(\/7,942+税)

ポップなカルチャーωに縁の無かったアテクシが初めて購入するヨシムラ製品だ。
本体はコンパクトで温度計表示モードと電圧表示モードの切り替え式で、唯一250℃まで表示可能。キチンとバックライトもある。

ハーネスを双方中途でぶった切り、接ぎ木したところ、キッチリ測定した訳でもないが概ね正常な数値を表示している。
経験的にだいたい200℃位まで表示出来れば充分なので、20%位の誤差でも許容範囲だ。


タンデム温度計ω ヨシムラ プログレス2なら二系統温度測定も可能なので一から組むのなら纏めてしまうのも良いのかも知れないのだが、200℃までしか表示出来ない。

正直、トレイルテック製はオフ車レーサー等以外には不適と言えるだろう。


2019/11/03