<強化オイルポンプ/ディープオイルパン/後付オイルクーラー>



慣らし運転もほぼ1,600km(≒1,000マイル)でLv3も終了。偏執的にここでもオイルを換えるのが流儀。
オイルパンガスケットは未着なので先延ばしにしてきたが、真夏になる前にオイルクーラーを取り付けるには最後のチャンスなのでココで一気に作業。

強化オイルポンプ($/245)

純正OP 深いオイルパンω 黒(¥/10,599)

本来、強化オイルポンプには画像のようにオイルパンガスケットも付属するのだが、、、、発注先のミスか何かで同梱されていなかった。
純正部品でオーダーしたが、、、、、、何時まで経っても未着故見切り発車したら、本日着との見事なオチω

作業自体は、オイルを抜いてからオイルパンのHEX5mm×12を外して取り外す。このオイルパンガスケットは、厚いゴムシートのような構造で、張り付きも無いので再利用したω


ガスケットとノーマルオイルパン

ノーマルオイルポンプ



強化オイルポンプとストレーナー、、、、、、、、とディープなストレーナーω

ノーマルオイルポンプは、ストレーナーごと10mmボルトで固定されているので、エンジン下側から外して抜き取り、ポンプに使われている紙ガスケットをスクレーパーで落とし、マニュアル通りオイルストーン+潤滑剤で仕上げる。

強化ポンプを用意し、ロッドを廻してかみ合わせを確認して差込み、HEX5mmキャップボルトで固定。そこに下からストレーナーを鋼線で取り付け、端同士を巻きつけて脱落防止を施してから深いオイルパンを組み付け。
社外品「深いオイルパン用ストレーナー」は、オイルパンと干渉する為少なくとも無加工では装着不能だったω
無理にオーダーする必要は無いと思われ。
※理由は不明だが、長い方が上で短い方が下だったようだω ほんの少しの延長が必要なのか?上のポンプ部の覆いが何か意味があるのか? 

Φ6oなので、代表的トルク10Nmでのクリスクロス締め付け。工場出荷時には施されていたネジロック塗布の痕跡があったので、同様にネジロックも塗布。流石にオイル漏れは難儀なのでこのへんはきっちりやるのが吉。

後付オイルクーラーは、スピンオンオイルフィルターにサンドイッチ式オイルブロックを噛まし、そこからラジエターコア同様のオイルクーラーコアにオイルを流して冷却するシステムだ。

キノクニ サンドイッチブロックキット M20/P1.5 AN8 K400-20-08(¥/8,800)

キノクニ セトラブクーラーコア ナロー75o×185o AN8 S21008(¥/11,700)

キノクニ アルミマウントブラケット 2シリーズ(ナロー)用 S200M(¥/2,500)

キノクニ フレックスナイロンメッシュホース AN8 200-08(¥3,100/m)

キノクニ ホースエンド ストレート AN8 R20008(¥1,200×4)

キノクニ ファイヤーガード AN8 ブラック 502-12(¥3,500/m)


基本的に四輪のチューニングパーツショップであるキノクニさんに直接出張って、何とか取り付け助言を戴いたので、上記のオーダーになった。
コンセプトは石橋叩きω

追加での購入等を排除し、フレックスナイロンメッシュホースの柔軟性を最大限利用してフィッティングもストレート一本。
オイルブロックからは真上にホースを伸ばし、アールを描いてオイルブロックの下付近に取り付けるオイルクーラーに引っ張り、取り付けるという多少冗長な方式。

まあ、、、、、それ故にある程度の想定誤差は余裕で吸収可能なシステムにはなった。

実際には、保険をかけてナイロンホースは2m分購入したので、一本40センチ位で足りたので1m以上余ったω
耐火ガードも1/3位余った。

ホース切断は万力+ホースにハーネステープ巻いてヂスクグラインダーに切断砥石で。ホースにホースエンド叩き込むには、メタルラバー等の潤滑油を噴霧してアウターを被せ、木の板等に数度縦に叩き付けて奥まで押し込み、ネジ部と筒先にも潤滑油を噴霧して万力を使って最後まで締めこむ。ホースエンド締結には二面幅22oが必要。

サンドイッチオイルブロックの取り付けに前に、先に24oメガネレンチでオイルフィルタ取り付け用センターボルトをはずす。
長すぎて底付きする為、ヂスクグラインダーで10 mm程度寸を詰める。

目立てやすりでテキトーにねじ山を均してから本体に組み付け、オイルブロックを噛ましてアダプタボルトを入れて組み付け。それからEXCEL UO-5015等薄型オイルフィルタを組み付け。


フィルタも充分交換可能な余地がある。

一番小型のオイルクーラーであるナローサイズ、75o×185oだが、専用ブラケットはラバーマウントになっている。
そして、、、、 ミノウラ スペースマウント OS(¥1,130/)

(スペーサー無用)をフレームにクランプさせて取り付け用ネジ穴を確保するのだが、偶然にもフレーム幅とオイルクーラーにブラケットを取り付けた幅が一致していたω

ので、転がっていたΦ5o/HEX4o/L 8mmのショートキャップボルトとワッシャで仮止め。(スペースマウント自体はHEX5oキャップボルト)
ステー上部の中央部がオイルフィルタに干渉する為、極力上に取り付けるべくステー中央部の無用部位をヂスクグラインダーで切断。(一応黒で塗りなおしたω)

片方にホースエンドを取り付けた状態で、仮で測ってナイロンホース長は360o コレで合わせて再度切断し、耐火カバーを贅沢に使用。
終端にもホースエンドを取りつけ、オイルクーラーに締結。


下部取り付けステー以外は決定稿

エンジンオイル量は+オイルパン1L/クーラー0.1〜0.2L位?実験にエンジン始動させて別件で本田販売門真に放り込んで来たが、、、 実にフツーに機能しているω
あとは二点仮留め状態の取りつけを四点式にする事と、廃材利用でっち上げラジエターコアガードの取りつけω




ラジエターコアガードを横にして適当にぶった切って塗りなおして縁にアルミ板 

タペット調整が理解不能だったので、急遽入庫の為画像不足+残りは後日。

2016/06/26

追記 1    完成

本日、残りの作業も完了させた。

フレームにクランプさせた箕浦スペースマウントOSを、幾分上に追い込んでネジ穴を極力前に向かせて、金属板ステーを少し反らせて取りつけ。ラジエターコア取り付けステーとの隙間が15o前後空いたので、テキトーなアルミスペーサー(30o)を二分し、5oHEXボルト/L=35oとスプリングワッシャ、ワッシャを使って固定。











デッチ上げラジエターコアガードは、下部ラジエターコア取り付けステーのネジに共締め。ボルトを長いのに換えて、テキトーに切ってボルト穴開けた金属板ステーを使って、だが。

上は開放だがω 冬季は段ボールを突っ込んでオーバークール対策

本日完成後に茹だるような暑さの中を少々転がして来たが、特に問題なく機能している。

2016/07/03

追記 2    オイルクーラー〜ナイロンメッシュホース接合部の緩み/オイル漏れ

最近、走行中にオイルクーラー左のホース接合部のナットが緩んでいてオイルが漏れていた。

とりあえず22oアルミナットをモンキー代わりのプライヤーレンチで締め込んでおいたが、、、
原因は不明だが、寒い時期なので縮んだりが原因か?キチンと締めこんでも少々のオイル漏れがあるので、キチンと対策。

下にオイルパン引いて、一度ナットを完全に外し、清掃した後にキチンとシールテープを巻いてから締め付け。同様に右も先手を打ってシールテープ巻いておいた。

以後はシールテープが噛ましてあるので緩んだりもしにくいと思われ。

2017/02/16



追記 2-2



上記対策後も、エンジン始動後のオイル滲みというか、微量のオイル漏れが確認された。

ので、テフロンテープでのシーリングは断念し、用品店で目に付いた嫌気性ケミカルねじ山シーリング剤を使ってみた。

デイトナ44025/Permatex ネジ山シーリング(¥900/)

能書きによると、「適応すき間が大きい」とある為、現在のオイルクーラー接合アルミネジ部よりの漏れにも対応可能か?

嫌気性で、締め込んでから金属イオン反応硬化とある。
完全硬化まで24hとあったので時間経過してからエンジンを始動させてみたが、オイル滲み等も一切無く良好な結果に終わった。

初期にはシール等無くても全く問題なかったコトを考慮すると、緩んできてから振動ですき間が増えたのか?とも考えられるが正確なトコロは不明。
コスト的にはやや高価だが、使いやすい上高性能なのでテフロンシーリングテープよりもコッチを使うのもアリだろう。

2017/03/17