年末年始のウィンターライドINほかいどでの元旦単独行中に、後部から何かが外れて当たっているような異音が!
即停止して現状確認すると、直角に曲げて後部ホイール/側車ドライブシャフトに動力を伝えるファイナルギアボックスと、側車につながるドライブシャフトとの間にある自在継手が脱落していた………
自在継手は円の180度角にあるM6ボルト2本でファイナルギアボックスに締結され、ボルトに過度の負荷が掛からないように金属ピン2本がその90度オフセットの位置にある。
で、落下時にピンは1本行方不明。ボルトも然り。雪原で探し物をする気にはならずω
あとファイナルギアボックス内側にあるカラーが破損してと思われ。本日アクスル抜いてみると右に抜けてきた。
とりあえず走行する為には側車ドライブシャフトを何とかせねばならないのだが、外すにしても自在継手はどうやらサークリップ抜いた位では分解できないらしい。ので手持ちのM6ボルト2本を使ってピン1本で仮組みし、1WDで走行する事で何とか………
車載工具というか偏執狂の常備工具、KTCのツールバッグに満載の携行工具と廃車から出た使えそうな予備のボルトナット等は相応に持っているのだω
原因としては、低温でボルトが緩んだとも考えられるのだが、構造的にも緩み止めも為されていないので何らかの対策はしておくべきだろう。
ウラル販売門真ωでは、オリジナルで純正ボルトにドリリングしてワイヤーロック出来るようにはしてあるボルトがあるらしい。
そう言われてみると奇知のヤローの2010ギアアップはワイヤリングされていた。
新型はアップデートされてワイヤリングなどしなくてもよいようになってるのかと考えていたが大甘だった……
翌日合流後に、おそらく水分混入凍結による閉塞で始動不能、サルベージされたウラルほかいどのK田氏の機体もレンチを当ててみると緩かったので、何らかの緩み止め対策を行なっておくのが良いだろう。
アクスルシャフト抜いた図 ファイナルギアボックス側にはそれ以上問題は無さそうにも見えるが………
他にも、側車側駆動系かサスペンション系から異音というか何かが出ているように思えるので入庫してバラしてチェックしてもらう予定だが、ウラル販売門真に入庫スペースが無いので多分入庫は4月頭ω
そこまでは急いでいないし、走るくらいは問題ないし、業務もやや多忙だし財政が非常に悪いω
どうせ入庫するのなら、ケーヒン製インジェクターアップグレードキットを入れておきたいというのもある。
先述K田氏が先駆けでアップグレードしているハズなので、キット二個目が間に合って銭の都合が何とかなったら、30万年ぶっ込んで腐れエレクトロジェット製インジェクター及び昆虫並の梯子状神経系からメインCPUユニットの頭脳に進化しておきたい。まだ上げていないが新ヒューズボックスも無用になるしω
症状についてもまた報告する。
2020/02/23
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