またしても頻出2010ギアアップのヤロウの機体だが…昨日ウチへ来る途中、10kmチョイ先で側車車輪がロックして走行不能、と連絡が。
当方はドラムブレーキに騎乗した事は原付機以外無く整備経験皆無の為イマイチアレだが、丁度隣にドラムブレーキに詳しいGL400氏が居たので、
即ブレーキシュースプリングが外れた可能性に言及。
可能なら側車輪を外して確認するように伝えて二人でサルベージに
現場についてみると、道の脇で側車輪を外す直前まで進んでいた。
詳しく聞いてみると、走行中に側車輪付近から大きな音がしていきなり側車輪が完全にロックして田舎道の真ん中で停車したようだ。
通りがかった親切な仁に手を貸して頂き、自身は側車輪を無理矢理持ち上げて僅かづつ移動し何とか路側帯に逃げおおせたようだ。
ジャッキアップして側車輪を抜くと、GL400氏の推測の通り二本ある上側のブレーキシュースプリングのが左右のフックとも破断していた。彼は原付等でこのような事例をよく見たとの事。
とりあえず側車のブレーキシューを外し、側車のブレーキをキャンセルして走行は可能なのでソレで当座を凌ぐ。あと、本田販売門真にブレーキシュースプリングを二本オーダー。下も同じように消耗している可能性も高いし、走行中いきなりロックされたら非常に危険なので予防の意も含めて換えておくべき、とのGL400氏の助言を汲んでおく。彼は車検毎とかブレーキシュー交換毎等の定期的スパンで換えておく事を推奨していた。
ウラルのキャブ機やドラムブレーキ機に騎乗している仁は、コノ事例を参考にしておくことを推奨する。
2017/11/26
|