<車体側テールランプの接触不良>

先日、知人と4台で走行していたトコロ、、、尾灯が時折消灯している、と言われた。

LED球は正常。と、すれば接触不良が一番疑わしい。ウラルの車体側テールランプは下部に尾灯/標識灯兼用のS25シングル球並行ピンソケットと、上部の制動灯のS25シングル球平行ピンソケットがあり、部品点数削減の為か+−が逆転したシステムになっており、GND(−)は板バネを使って上下の球に接触している。

合理的構造といえばそうなのかも知れないのだが、白熱球と異なりフツーのLEDには極性があるし、個人的経験から言って球への板バネ接点は信頼性が低い。
つい近年まで継続使用していたクラウザーのサイドケースホルダーにビルトインされたウインカーにも板バネ接点が使われていたが、コレが結構な頻度で接触不良を起こして、磨いたり反らしたり接点復活剤を噴霧したりと色々やったがイマイチ改善されず苦労させられたのだ。

ので、恒久的対策の為フツーのS25シングル球並行ピンソケットをオーダーし、板バネを廃して序に+−逆転を標準に入れ替える

>車体側テールランプの+−入れ替えと標準S25シングル球平行ピンソケットへの換装

無国籍脱税企業ωで手繰ったトコロ、コレ(¥680/二個)位しか見当たらなかった。


テールランプカバーとS25シングル球並行ピンソケット

単純に純正のソケットとコレを入れ替えて、板バネを外して+−の配線を入れ替えるダケでOK!
、、、、のハズだったが、純正ソケットより全高が約11o高い。で、現在使用している孫市屋LEDバルブが若干高さがある為カバーを付けようとすると、下側だけ干渉する。

ノーマルに戻せなくなる加工はあまり感心しないが、特段煩雑な改造でも無いし最悪テールランプの樹脂ベースだけオーダーすれば済むので、、、
下側ソケットの樹脂固定台座を11o程短くする。中央の板バネ固定用台座も加工の邪魔なのでぶった切ったω
周囲のカバーより奥まっているので作業しにくいが、RENOXのバイメタルソーのブレードのみを撓ませて切断した。


切断図

と、樹脂柱台座が約10o付近下で空洞になっていた。ので、エポキシ接着剤で穴を埋めた。
翌日ドリルでΦ2の穴を開けてM3ワッシャを噛まして固定した。

配線については、、、、茶>GND 緑>上+ 黄>下+
ただ、テールランプ固定用のボルトがGND噛ましてある臭いので、中央の接点板バネだけ外してボディへのGND?用板バネは残しておいた。

+−逆転の為、GNDはクワガタとハーネスで三叉ハーネスをデッチ上げ上下ソケット側面へ配線し、ソケット中央への配線は上への緑、下への黄を直結。問題無く恒久的対策は完了。


+−入れ替え配線 接続はいつものメスギボシ圧着

あと、テールランプカバー固定ボルトが神隠しωに遭った為、テキトーに+さらネジM4/L40を調達して入れ替えた。
実際はL35であるが、L40でも入る実にアバウトな構造だω
その後、神の怒りは解けたのかボルトは出てきたが、マイナスよりプラスネジが落ち着くのでこのままで。


テールランプカバーとなべボルトM4/L40

2016/11/15