<リヤホイール脱着/タイヤ交換>

積算走行距離が約5,000kmになり、リヤタイヤにスリップサインが出たため交換作業
雪道アタック等で派手に空転もさせた為多少磨耗が早かった感もあるが、前輪や側車輪と比してかなり磨耗が顕著

タイヤを予備ホイールから外してところてん式に使っても良いのだが、、、、、
本田販売門真の大将に中古タイヤを二本戴いたのでソレに換装する

デフォルトのDURO HF-308は、、、、、まあ特に不満は無い。ので中古のHF-308でいく。
ロシアンタイヤのウラルシナは、、、、やたら固そうでグリップ感が低そうで幅も狭い。側車にでも使おうω

工具等

3/8inHEXレンチ
ラチェット等
タイヤレバー二本以上
ソケット17o
17o/22oレンチ
phドライバー(回り止め)
パンタグラフジャッキor木片
ビードクリームorシリコンスプレー
モリブデングリス/リチウムグリス/ブレーキキャリパグリス(パッドグリス)
プライヤー
パーツクリーナー
ピカール等研磨剤
ウエス
軍手(養生用)
養生用パッドor段ボール
ベビーパウダー
エア充填器具
虫回し
ゴムハンマー

手順等

まずセンタースタンドを掛ける、と事も無げに書かれているが、、、、、、、、、、
常人には不可能なので後輪を木片の上に乗せてからチャレンジするか、素直にパンタグラフジャッキ等で上げる

プライヤーでリヤキャリパー着脱ボルトの終端にあるセイフティクリップ(Eリング?)を抜き取る。


HB社製の奇矯なパーキングブレーキ付きリヤキャリパ


ちなみに、ブレーキパッドはEBC社製 FA473
Fは EBC FA244、側車はFEROAD 2074P ※3輪ディスクブレーキ機/2016年式現在

クリップを外したら、(車載工具の)3/8inHEXレンチでキャリパボルト×2を外す。ブレーキパッドが脱落するので気になるのなら押さえおくこと


キャリパマウントブラケットと、トルクロッドではなく金属板のサポートブレースブラケット

キャリパーを何かで吊っておき、キャリパマウントブラケットのボルト(17o×2)を外し、サポートと分離させる。
フックか、買い物袋ででも使えばよいだろう

リヤホイール右のアクスルナットを外す。継手内部の22oナイロンナット。後から理解したが、車載工具には此処専用のレンチがあったが、知人の車載工具が無い2010年式ギアアップに呉れてやった。のでスパナでは作業出来ず。22oタイヤレバーレンチで作業。


車載工具のごついオープンエンドスパナでは入らない ナイロンナットとワッシャが入っている

スイングアーム左端のアクスルピンチボルト/ナット(上/下17o)を緩め、アクスルにドライバーを入れて引き出す。キャリパサポートが落ちるので保持しておくこと。ホイールは落ちてこない。

ホイールはギアが噛んでいるので、ゴムハンマー等で軽く左に叩いて抜き取る。落ちないように足等で支えておく。
ホイールを斜めにしたりして抜き取る。難しい場合はエアを抜いてしまえば楽に抜ける。



タイヤ交換

床を養生し、足で踏んでビードを落とし、タイヤレバー(車載工具)でタイヤをめくっていく。当方は車載工具ではなくタイヤレバーレンチとグリップ付きの製品の二本。少しはホイールを養生するには軍手をレバーに被せてやれば、ある程度は傷付きを減らせる。
作業性を上げるにはビードクリームやシリコンスプレーで滑りをよくする事。チューブを噛んで穴を開けないように注意!

嵌っているトキは対辺裏側のビードが上がっていることが殆ど。反対側のビードを落とし、ホイール内の凹(凹の上がホイール外)に落とし込まないと、円環の反対を引っ張れない!



片方めくったらチューブを外す。(12o)あればベビーパウダーを塗しておくと後で捗る。


ベビーパウダー塗し 袋にベビーパウダーとチューブを入れて振るのが良い

内部を点検、清掃する。リムバンドが弱っていたり切れていたら交換。

換えるタイヤにもビードクリームやシリコンスプレーで滑りを良くし、ホイールに組んでいく。片側入れたらタイヤチューブを入れ、バルブステムからエアを入れてある程度膨らませ、穴の位置を合わせてタイヤをレバーで起こしてステムの頭を出させ、ナットを入れる
バルブステム通しなどゴミω コッチのほうが百倍早くて楽 ステム位置の調整にはベビーパウダー塗しが効く

再度虫を外してチューブのエアを抜き、もう片方も嵌めたら虫を入れ、チューブにエアを入れてビードを上げる。何度か弾ませたりしてキチンとなっているコトを確認。

ファイナルとホイールのギア部にはモリブデングリースを塗布し、ホイールを元に戻し、持ち上げてギアに勘合させる。
アクスルシャフトも清掃、研磨し、グリース(リチウムor互換のウレア)を塗布。サポートを通してからアクスルを差し込む。

継手内部にワッシャとナットを入れ、締めこむ。(88Nm?)

サポートとマウントブラケットをボルト締結(50Nm)

リヤキャリパーを乗せ、キャリパボルトのスライドピン部は清掃、研磨、給脂。グリスはキャリパーグリス。ブレーキパッド裏ピストン当たり面にもキャリパグリスを塗布し、ローターを挟むように配してボルトを通し、仮締めしてクリップをプライヤーでとりつけ、本締め(50Nm)

スイングアーム左端のアクスルピンチボルト/ナット(上/下17o)を締め付ける。(Nm不明)

タイヤに規定量エアを充填する。マニュアル上では前32/後40/側32psi(2.25/2.8/2.25kgf/p)/本田販売門真推奨は2.5/2.8/1.5kgf/p
ジャッキ(センタースタンド)を下ろし、動作を確認して終了。

2017/02/23