早いもので、6SHGも積算距離が100,000kmを超えた。業務用使用が99%とはいえ一年半程度でこの距離だ、、、、
ま、それは兎も角積算距離100,000km時点での総括なぞしてみようと思う。
正直に言って、、、バイク便という特殊な用途に限ってしまえば、非常に使い勝手は良い。
車体幅が細く、すり抜けもしやすいし、運動性能もまあ良好で制動時もコントロールしやすく不安は少ない。EUヤマハ純正OPキャリアを使用すると大型のバイク便ボックスも積みやすい。
センターアップサイレンサーがシート下にあるので左右どちらに倒しても損害は出ないし、チェーンへの注油や整備の際のアクセスは非常に良好である。
消耗品の交換頻度も、かなり足が長い。タイヤは30,000km前後まで持つし、ブレーキパッドも同程度だ。ドライブチェーンは100,000kmで換えたがまあまだ使えたし、ホイールベアリングは前後ともまだ異常無しだ。
燃費的には通算で19.86km/Lとまあ良好だ。トラブルもまだそれほど発生していないし致命的なものは少ない。
問題点としては、Rタイヤが滑りやすい事、低速トルクがショボイ事、振動といった所か。立ちゴケ時にカウルとサイドカバーが接地する件は、アクスルスライダーを着けてからは立ちゴケが無いので改善されたのか全く分からない。
部品は安物使用も多いし、ガソリン残がF-TRIPモードに切り替わるのも雑だが、、、、
初期投資コストや自己流改良点もあるのだが、然程は維持費が掛からないので結構助かっている面もある。
CEOの流儀でもあるのだが、現状コレとTDM900はまだ現役モデルであるので、どちらかが廃車になったら同じヤツの新車を購入する。
その程度には気に入っているというのもあるし、CEO基準の対抗モデル(ハーフカウル/アップハン/水冷/モノショック/Fブレーキ対向ピストンキャリパ)が皆無に等しいというお寒い現実があるのだが。
以前にMS-21C(謎)と評してみたが、その評価は間違っていないと思われ。
あとは、どの程度まで機体寿命が持つか、だが。
前回の教訓を生かし予備エンジンは都合せず、どういう終わり方をするかによって臨機応変に対応しようと思う。希望としては250,000kmは持ってもらいたいが。
2008/11/22
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