<危険回避 2>

再び危険回避について語ってみようと思う。路上を毎日のように走っていて感じる事は、普通の乗用車と比較すると大型車両や貨物車等、業務用車両は危険度が格段に高いという事だ。

走行中は極力接近を避けたほうが良いし、停車時にも近寄らない方が良い。落下物の問題や死角の多さ、整備状況の劣悪さ、運転者の質の低さ(乗用も決して高くは無いが比較論)等々、、、、重機とか超重量車はタイヤバースト時の空気圧でも余裕でヒトが死ぬくらいの衝撃を与えてくれるので、停止時に至近距離だと危険すぎる。絶対に真横につけないほうが良い。

あと、コレはすり抜け等空間マージンを削って走る場合に問題になるのだが、無蓋トラック等でよく幌のゴムバンドやロープが止まっておらずぶらぶらとしていることがあるが、、、ハンドルやミラーに引っかかると一発で持っていかれて非常に危険なので射程距離内に近づかない事。停車車両の場合でも同じ。

他にも、一般/高架道路を問わず左側端を走ることは極力避けること。ゴミは端に溜まるのでパンクもしやすいし、それ以上左に逃げられないので一台だけの愚行でアウトだから突発が回避不能だ。落下した半キャップ等面白いモノもトラップと化しているので片側2レーンあるなら真ん中を走ろう。車両感覚と行動/危険予測等、キチンと意識して生き残っていれば随分鍛えられると思う。(勿論、すり抜けをしないという選択が一番危険度は低いのだが)

最近は特に、タイヤの脱落が多いし対向車線まで飛んでくるのもある。こんなものは予測も回避もほぼ不能だが、一つだけ判っている事は「避けるにせよ減速するにせよ後続に突っ込まれないように行動する」ということである。急停止しても安心してはいけないのだ、、。 最悪、バイクは捨ててでも我が身だけは拾えるように覚悟はしておくと良いだろう。

当方はハンドルカバーを毛嫌いしているのだが、理由の一つに咄嗟にハンドルから手を抜くのは不可能なのでバイクと心中を強制される、というのもあるのだ。コレは事例に事欠かないので憶えておくと良いだろう。立ちゴケしても逃げられないので結構体に損害が出る場合も多いのだ。業務ではウチの事務所の場合当方以外はほぼ全員ハンドルカバー装備だが。

とりとめもなく書き連ねたが、、今回はこのあたりで。

2006/12/28