現状、FZS1000が廃車になった際の購入モデルはFZ1-Sしか候補が無い。バイク便業務に向くかどうかと云う問題で言うと非常に疑問だが、、、、。
強烈にヤマハ発に拘るつもりは無いのだが、部品検索システムや共用等、便利な事も多いのもあるしなぁ。
で、詳しく知るために現物に乗ったりバラしたりしてみたいのだが機会が無いので、店頭の機体を見たり検索システムからパーツリストを見たりしているわけだ。
で、感じた事は、、、、構成部品単価がかなり上がっているようだ。旧型は細かい部分まで古めの機体コードの共通部品も多かったが、かなり新規品番になっており、価格上昇も止む無しという感じだ。それが即信頼性や耐久性の向上には繋がるわけではないのだろうが、一応安心は出来ると思う。消耗頻度の高いアッパーカウルは約\13,000チョイ>18,000チョイになっていた。サイレンサーも\130,000と高額である。他、レクティファイア/レギュレター等は\13,000チョイだった、、、エアクリは2,000チョイであまり変化は無いようだ。ドライブチェーンは50(530)/122Lでちょっと価格が上がる。倒立化したフロントフォークもASSYで片側\80,000程度で、事故時にはかなり負担は増えそうだ。
あと、旧型のフロントフォークのOリングのように品番の無い部品や、ASSYだったEXUPケーブルの単品もキチンと設定があったりと、ワリと便利になっているようだ。
フュエルタンクは電磁ポンプ付のタイプで、エンジンの前傾化の弊害でインテークがほぼ上からになってタンクはエアクリによって抉られている、、、CEOはタンク(18L)を何とか容量を増やして欲しいが、これでは構造的に上方向に大きくするしかないので難しいか、、、
後は、、、スイッチ類はどうしようもないほどショボイ(使いにくい上にデザインも悪く安っぽい)のがついているので最悪でも左は換えるほうが良いだろう、、、、メーターはkm/Mm切り替え可能なのでマシだが、、、
あと、ラジエターホース/パイプ等は改良されて心配ないと思われる。
Rサスペンションがオフセットされているのも気に入らないが、極端ではないし前傾していないのでまだマシか。あと径が小さいようにも感じる、、、
Rキャリパーのリジッド/片押し1Pは非常に気に入らない。コストダウンはこことスイッチ類に顕著か。
苦言が多いがまあ、、、買いたくなくなるほどでは無いし、何も無ければ廃車時に購入はするだろう。
FZS1000(約230,000km)が今のところ問題が少ないし、予備E/Gもあるし何時になるやら判らないが、、、、
余談だが、現在のバイク便の事務所内ではCEOが入ってから丸2年経っていないが、乗り換えてない人間は殆どいない。フル稼働してる人間では唯一スパーダ(約270,000km)がいるが、、、、もう限界のようだ。
業務では新車でも中古でも3年が相場みたいだが、、、フル稼働でどこまで持たせられるか?
2006/08/19
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