本日、本田の試乗会に行ってきた。特に行きたかったわけでもないが、たまたま早起きしてしまったので暇つぶし気分と何か掘り出し物の買い物でも出来れば、、と。舞州まで家から15分だし。
行ったらまだ開場していなく一番乗りに近かったが、開催者の段取りが全てにおいて異様に悪く、入場にも試乗開始も待たされる事に。
おまけに元々興味のあるモデルが少ないのに国内モデルしか試乗車が無いので非常に困った事に。で、取り敢えずVFR800に試乗することにした。
試乗コースも小さめで満足に速度も出せなかったが、動力性能も運動性能も思っていたより好印象。勿論セパハン故前傾がキツイので購入候補に上がる事は無いのだが。
計器類は外気温/水温も出せるし充実はしている。外観のデザインは相変わらず先鋭的で好きになれない。先代の方がマシだ。整備性はV型4気筒故あまりよくはなさそうだ。サイドラジエターでプラグのアクセスはマシに見えるが、冷却効率は下がるしあまり好きになれない。
D−CBSは思ったより嫌味なく作動するのだが、ついていて欲しくない機能だ。
V4VTEC、、、本田の広報のVFRのページには注があり、「VTEC=Variable Timing & Lift Electronic Control System」
と書いてあるが大間違いである。それは車のVTECの事で、ハイパーVTECとこのV4VTECはバルブタイミングとリフト量を電気的にコントロールなどしない。ある回転数以下で2バルブのみの駆動>4バルブ駆動に切り替える「だけ」の下らないギミックである。意図的に誤解を招くように仕向けているとしか思えないこのネーミングセンスは何とかならないものか。こういう点が私の本田嫌いを誘発しているのだが、、、、
エンジン自体も元々レーサーレプリカのショートストロークを弄くったB/S比0.666。レッド9,500rpmで4バルブ駆動が6,400rpmから。
こんなもん普通にツアラーとして使えば2バルブでしか作動しないのでは、、、下手をすると4バルブ駆動させないことでマシントラブル
を引き起こしそうだが大丈夫か?
一番の問題は高コストで110万チョイもする事だ。コレだけ出す気なら他のマシなモデルも購入可能だし、、、海外でも鈴木あたりの低コストモデルと張り合うのはきつそうだが?国内ならバンデットSなんか80万程度だろうし、、、、(いかに洗練されようとも油冷は御免だが)
他にめぼしい機体も商品も無いので本田と自分の嗜好性の隔絶を再確認し、さっさと帰ることに。正直大嫌いで購入意欲0の川重の方がまだ自分の嗜好に合うモデルを出してくれるのはどうなんだろう、、、ヤマハ発がトチ狂ったら川重の機体を泣く泣く購入することになるのか?嫌な未来だなあ、、、、、
2006/04/08
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