今回は、厳寒期の為珍しく事前に宿を押さえて1泊2日のツーリングで企画してみた。例によって警官W氏との二人旅だ。警官故の不良団体福利厚生割引?(笑)で宿代も少々安くなる。
1日目 01/21
行き慣れた近所?の旅なので今回は道順を追うよりピンポイントでよさげな所をかいつまんで紹介するに留めておく。
0700 出発。天候は曇 降水確率は40% 気温は一桁半ば付近。悪天候と冷え込みでの降雪及び凍結注意の為かどこも人手はまばらでライダーの姿は皆無。ま、虫と一緒だしな。高速で海南まで抜けてそこから主に海岸線沿いを走る。
1 有田〜御坊 この間の海岸沿いは道は狭く走りにくくはあるが入り組んだ海の景色が良いので良い感じである。走りより風景がメインならオススメ。
有田
由良
白崎
日の岬
2 御坊〜串本 R42のシーサイドロード 走りならここも悪くは無いが、いかんせん交通量が多いし基幹道路なので何かにつけて頻繁に通るから感動は薄い(苦笑)風景は悪くないのだが。 途中、田辺で慢性的渋滞があるので急ぐのならバイパスに迂回の必要あり。
3 潮岬 樫野崎 言わずと知れた本州最南端。太平洋を望み黒潮の彼方の水平線を楽しむ、、、と言いたいが曇天では今ひとつか。紀伊大島へ橋で渡り、東端にある樫野崎も良いトコロ。
潮岬
樫野崎
この後、太地まで移動するが途中降雨(笑)、宿の国民宿舎白鯨にチェックイン。鯨料理を食す。CEOは偏執的鯨保護論者では無いので喰う事に全く痛痒を感じないしはっきり言って美味しいと思う。(同様に野禽類(鳥)を偏愛しているが鳥肉も好きだし喰うのも矛盾していると思わない)が、ハリハリ鍋に入れると鯨肉は昔の給食の味そのものになってしまい、、、イマイチ。
疲れと体調不良の為、両人共早めの就寝。夜中に例の腹痛。疲労と喰いすぎ(苦笑)が原因か、、、、。
2日目 01/22
起床後、体調も回復し天候も晴れて良い感じであった。朝食と風呂を済ませ、出発。
4 川湯温泉 仙人風呂 新宮まで北上し、R168に入って仙人風呂へ。川沿いの50mプール並みの混浴露天風呂だ。気温は寒かったが湯温もあるし悪くない。が、サンダル位は持参するのが良いだろう。大きなスコップと時間と根性があるなら河原を掘ればセルフ露天風呂も可能だ。
5 鷲ヶ峰(コスモスパーク) 紀伊山中をなるべく変な道を選びつつ再び有田まで戻り、鷲ヶ峰へ。二日目は天候もよくライダーも結構見かける。やはり天候が悪いとツーリングは出たくないのだろう。道が複雑だがコスモスパークの案内板を辿れば良いだろう。 勿論コスモスは季節柄枯れているが、高低差がありほぼ全方位に見晴らしもよく展望は素晴らしい。まさに鳥の視点だ。風力発電施設もあり、ただ、風もきつくかなり冷える。
新高津尾(水力)発電所
鷲ヶ峰
6 (番外編 B級グルメツアー)成田屋 帰りの夕食に、日本一美味いホルモン焼の店がある!との情報を得ていたので、赤い肉よりホルモン系が好きなCEOは興味をそそられて行ってみた。雑な地番だし駅前なのか住宅地なのか判らないところにあるので多少探すのに苦労したが、何とか発見。
席に着くと注文もとらずにジンギスカン鍋にホルモンを入れに来るのでチトびっくり。店の何処にも御品書きも価格も書いていないので何を頼めば良いか判らないのだが、、、(一応サイドオーダーもあるようだ)客層は常連ばかりなのかな?まあ、、いいか。辛い目の味付けのようで、つけダレも無いし焼いて食うだけだが非常にうまい!めしが進む進む、、。もっと喰いたかったが昨日の反省から控えめで店を出た。日本一というのも誇大広告とは言えん、と両人感心した。機会があれば何度でも喰いに寄りたいと思った次第であった。
詳細データ 成田屋 和歌山市中之島2012 073-433-1041 18時〜(一応18時チョイ前から開いているようだ)
今回は短時間の降雨はあったものの、天気予報が良い方向に外れるという稀有な結果だったし、体調以外トラブルらしいトラブルも無く良い感じに終わった。
いつもこんな旅ならば良いのだが、、、まあトラブルも降雨も致命的で無い限りにおいては刺激的な要素、、、かも知れない。
2006/02/05
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