先日、基口っあんのバイクを試乗する機会があったので感じた事を記述してみる。
機体は最新のBreva V1100である。
外観は流石イタリアンというべきで、なかなかに魅力的なものだった。メーター内照明は凝ったワインレッドで、暗所に行くとこれまたかなり美しい、、、
エンジンをかけると流石に振動はきつめ。手を離すとフロント周りはかなり振動しているし、、これでも随分とマシになったというのだから、、、、
排気量のわりには出足は悪い。が、シャフトドライブ特有の嫌な癖はかなりしつけられており、殆ど気にならなかった。制動力もFブレンボキャスト4P×2/メッシュホースで不満はない。思ったより車重も無い(乾230kgあたり)し、フツーに扱える。ハンドル幅はかなり広めだが、まあチマチマ走らせるバイクでは無いのだろう。シートの出来はかなり良いと思う。
スイッチ類の配置は非常に問題がある。ハザードはインジケーターランプ兼用のプッシュスイッチがコンビメーター下に鎮座しており、緊急時に押すような使い方は絶望的である。 左手側にはスライド式モード(トリップ等)スイッチ、プッシュ式Lo/Hi切り替えが上に、その下にはホーン、一番下にウインカースイッチがあり、、、、角度も悪くウインカーが非常に操作しにくい。イタ公どもはウインカーよりホーンを頻繁に使用する為にこのような配置にしたのか?それとも何も考えていないのか、、、、、、モードスイッチなど頻繁に触る事も無いのだし、ハザードと位置を変えておくべきだろう。 あと、バックミラーは品質、機能共にもう一つ、、、これは交換すれば済む事だが。
エンジンは空冷VツインOHV、、、まあそれはそれで好みの問題だが、エンジン内部にチェーンでなくベルト駆動にするのは、、、またコイツも数万q毎にO/Hの必要性がありそうだが、、、、
総括すると、、、、思ったより好印象だったが、いかんせんプライスタグが、、、(\1,638,000)希望としては120付近か?
あとは信頼性と耐久性があるのか非常〜に不安である。大らかなハートを持った財布のぶ厚い人間が趣味として乗る分には良いのか?
おそらく神経質な貧乏人には向かないだろう、、、
2005/09/12
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