<路上の掟>

主に高速道路で多いのだが、落下物は重大事故を誘発するので違反(6点だったか)であるし当然それで事故が起これば「落とし主の責任」である。しかし、、、、落としたのがモノではなく「人間」だと轢いたりして死なせると轢いた側が罪に問われる。

「落下物は落とし主の責任」と「落下した(していた)人間を轢いたりして死なせると犯罪の構成要件を成立させる」という事を、CEOは自己の内部で矛盾無く消化する事が出来ない。落としたのがモノだろうが人間だろうが落とした側の責任だと思うのだが?
高速上で人間を轢いてよく知らんふりをしていて捕まって、自殺したりするドライバーが居るが、、、人が好いのか悪いのかは兎も角どちらにせよ精神的に軟弱だとは思う。CEOは自分を納得させられない事には法律だろうが何だろうが簡単に納得したり盲従したりする気は無い!(精神的に強靭という訳ではないが)

高速道路上では重大事故に繋がりかねないので急制動や急ハンドルは御法度だと思うのだが、これでは犯罪者になりたくなければ全てを賭けてでも回避しろとでも言うようなモノだ。
そもそも、如何なる理由があろうと高速道路上で「寝て」いるような人間の命より、自分と同乗者の生命や車両本体、他のまわりの通行車両と乗員や構造物や交通の流れ等々、、、「こちら側」を確実に守る方が重要だと思うのだが?

実際にそういうシチュエーションになってからでは取捨選択がしづらいと思うので、そういうイメージをしておくのも悪くないとは思うのだが。同乗者が配偶者や自身の子供なら尚の事、賭けは控えるべきだと思うが?

勿論、逆もまた真であるのでCEO自身がバイクで転倒したりして踏まれて死のうがそれは「自分の責任」と覚悟はしている。覚悟していようといまいと、「死」という結果が変わるわけではないのだが、、、、
自己を納得させる事の出来る「自分専用のルール」ってヤツだ。

路上ではCEOは概ね現実主義者であるのは変わらないのだが、自分と同じ義務と責任を要求する程度には冷徹である。
まともに運転出来ているドライバーは1割以下だと確信しているので路上では疲れることこの上ないのだが、、、、

2005/07/27

追記 京滋バイパス多重衝突事故について

本日、京滋バイパスで車12台の多重衝突事故があり、死亡3名、重傷1名を含む負傷者7名との事だが、、、、原因は「追い越し車線に倒れている男性」を見て急停止したトラックの後ろの渋滞にタンクローリーが追突した事である。おかげで京滋バイパス上りは長時間通行止めになった。(通行止め地点寸前のICまでは今日仕事で走ったが、、、)

さて、、、、CEOはこれだけの損害を出す必要が本当にあったのだろうかと考えてしまう訳だが、、、
1 高速道路追い越し車線で寝ていた男性(生存)
2 わざわざ急停止した先頭のトラック
3 渋滞にノーブレーキで突っ込んだタンクローリーのドライバー
それぞれに応分の責任があるのだとは思うが、、、どいつも救いがたいなあ、、、、
1の50男は手押し車と共にICから高速上に進入したらしいのだが、本当ならば思考能力も責任能力も賠償余力もほぼ無い訳でこいつがどうなっていたとしてもCEOは興味は無い。死んで責任は取れるものではないが、前述の3人より死んでいるべきはコイツだ、、後腐れも手間も無くなるし。

2は、、、一番害意の無い人間だが、それだけに一番質が悪いとも言える。コイツの判断が的確なら損害は死亡/負傷0〜1名で済んでいたハナシだ。高速上で寝ている人間を発見しても急停止するのは後続がいる場合無謀である。実際、ここはかなり新しい高速(名称はパイパスだが)で直線区間も長いしスピードも乗る。名神より交通量は少ないとはいえ100〜120km/hあたりで流れているのを急停止で塞き止めれば後続に突っ込まれない方が奇跡である。ハザードでも出してタイヤで轢かないよう(まあ、、轢いても良いし)安全に速度を落として停車し、せめて死体がこれ以上損壊しないように対処するくらいで充分ではないだろうか?

3 は高速道路上では一般的な、過労や睡眠不足、飲酒や薬物でラリって思考能力の欠如した運転をする大型車両の典型である。救いようもその気も無いので特にコメントは無いがこういう馬鹿が路上から排除/淘汰されるようなシステムを構築すべき。もしくはその場で私刑にかけでもしないと、、、

教訓として、ライダーやドライバーとしては大型車両の前後に位置するのはやはり避けた方が良いと言う事だが、、、、停止後に数列後ろからタンクローリーにでも突っ込まれるのは如何ともし難い。
バイクならばすり抜けで前へ逃げておく方がより安全だろう。マナーの問題云々はさておき危険な状況や死は避けるのが正解だ。
あと、繰り返して言うが、、運転をしている以上「選ぶ」時は来ると思っていた方が良いので事前に考えておく方が良いだろう。

勿論それでも一人も死なせたくないと云うのもアリだとは思うが、今回のように起こる結果が全てであり最悪の結果に自分自身を納得させる事が出来るのか、、、、そのことも考えておくべきだろう。

2006/02/13