オーナーズクラブの方で、保険について多少盛り上がったので、こちらでもそれに関して少し触れてみようと思う。
何度も言うが、バイクで搭乗者傷害保険を1000万円にして加入されると、保険会社は「赤字」になり、保険代理店も「マイナス評価」になるので、あらゆる手段を用いて引き受けたがらない訳です。
逆に、加入者は支払額に対して相対的に保障額が大きい「黒字」になるので1000万円で加入しない手はないですね。何処かの国の年金のような空手形ではないって事です(笑)
これ以上額を上げても、死亡時と重度後遺障害時のみ支払額が上がるだけなので非常に無駄が多い。
100万円保障額を上げると大雑把に言って年額3000円程度上がる。尤も、全員が2000万円とか5000万円とか超高額の保障額で
加入してくれるなら保険屋も大喜びで加入させてくれるとは思うが(笑)
さて、そう思っていても引き受け拒否が横行しているのも事実である。
我等がバイク便業界(笑)でも、大手バイク便と呼ばれる所でライダーが多いとかでは自社で代理店業務もしている所もあるのだが、、そういう所では無理矢理自社に保険を切り替えさせて毎年の手数料だけはきっちり戴いておき、搭乗者傷害保険額は異様に低く設定(100、200万)して、損はしないようにしているのである。
まあ、こういう所から見てもバイク便がライダーの事など全く考慮していない事が判るわけだ。
ちなみにこの実例は セルートである。CEOは面接は受けたがこれでは、ね。勿論何処のバイク便も程度の差こそあれ似たようなものだが。
結局、使われる側にいる限りこういうことは幾らでもあるし、立場を変える以外無いのだが、、、、
2004/05/15
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