FZ400の代替に購入した初代GSF1200Sであるが、、、、確かに排気量は3倍だが、車体自体は600ccなのは同じである。更にミラーがハンドルマウントなのですり抜けは逆にやり易く、仕事に使うのに問題は無かった、、ように思えた。
しかし、このバイクは非常に機体バランスが悪く、ちょっとアクセルを多めに捻るとすぐにフロントの接地感が無くなるし、雨天ではフロントブレーキを強めにかけるとすぐに滑り、高速道路で一定速でも滑るので落ち着けなかった。
しかも、色が黒だったので油冷エンジンの熱が半端でないのと合わさって夏は特に死ぬほど「熱」かった。普通のジーンズやメッシュでは火傷する、、、。
更に、油冷エンジンなのでオイル量は多いしオイル管理はきっちりしないといけないし、鈴木の所為か消耗品の劣化が早いので、異様にコスト高なバイクであった、、。
まあ、それでも非凡なダッシュ力を示すのは事実で、防風性能もあってそれなりには使えたとは思うが、、それも危険なバイクであることを隠すことは出来ないが。
で、結局10,000km位でタイヤ交換した帰りに右直事故で一発廃車にしてしまった。CEOは初めて空を飛ぶことになったが、、、もう少しずれていると助手席あたりかAピラーに突っ込んで死んでいたかも知れないが、、、、ボンネットの上をすっ飛んで臀部と右手を着いて着地したので右手を二箇所骨折だけで済んだ。
丁度そこは消防署の前で、すぐに搬送されたが(苦笑)
その後、右手の骨折が完全に回復せず後遺障害12級を戴くほど長引くことになる。現在でも右の握力が左の80%である、、。
で、次も選択肢がないのと予備部品があるので同じバイクを購入した。が、左程使わないまま北海道に転居する際に兄に譲って終わった。
2004/03/13
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