FZ400を購入したのは、’97年の夏だったか?
それまでTDM850の1台だけ持っていたが、もらい事故で泡銭を入手したので、「バイクで得た金ならバイクに使ってやろう」と思い、デザインが気に入っていたのと、アップハンとハーフカウルでCEO基準にも合致していたので選択した(笑)と、いうかこれを買わないなら他の対抗馬は無かった。
まあ、、、正業を辞めたりで多分に刹那的であったことも大きいのだが。以後、かなり何というか、、消極的自殺願望とでもいうのか?、、を持ってやたらと飛ばしてバイクを走らせていたと思う。慣らし運転は免停中に終わらせたり、結構無茶していたなあ、、、、(苦笑)
で、購入時には既に値崩れしており、定価61万円程度だったがRB兵庫東で15万円引きで購入した。本当は黒が良かったが在庫に無くシルバーを選択した。
値崩れしていたのはおそらくFZ400が欠陥があったことが判っていたからだろう。あるところでは30万円台で売っていたし、、、。
車体が600ccクラスである程度大きく、使いやすい車体とエンジンで、防風効果も大きく非常にそのあたりは良かったのだが、、、、
とにかく例のアイドリングが安定しない現象が出て、タコメーターの針のブレが大きくなってくる。直しても500kmも走ると再発する。仕事で使っていると1週間も持たない、、
バイク便の仕事に使っていたので、修理に出すのも非常に困るが、何度も店に持ち込んで直して貰おうとしたり、キャブの交換、メーカー引き上げのポート研磨、果てはエンジン換装まで行ったが、改善されなかったのでいい加減諦めてクレーム下取りにしてもらった。最後は本当にイライラしていたなあ、、、
今なら原因と対策は判っているが、、その時はCEOとRBの店長は原因を究明できずに頭を捻ったものだ、、、(ヤマハ発の担当も)。
何でもキャブレター内部のスロー系のジェットにカーボンが付着しやすく、それが原因のようです。対策品としてメッキされたニードルもあるらしいのだが、これでも根本的な解決にはならないようです。付着したカーボンを除去するため、取り外して清掃するか、定期的にケミカルを使用するのが良いようです。
こういう面倒が嫌な方はFZ400の中古車には手を出さない方が良いでしょう。現在の中古価格を見ると、実勢新車販売価格から比較して高すぎると思うし。
CEOがFZ400/FZS600は信用していないのはこれが原因である。他にもプラグキャップのリコールもあり、非常に問題があったのは事実だろう。以後ヤマハ発のバイクを買うのを忌避していた時期が続くことになる。
代替には信頼性のある本田のバイクでCBR600F(国内)でも、と思ったら、端境期でタマが無いので断念。次はSV400Sをアップハンに、と思ったが、どう見てもしっくりいかなそうなので、仕方なく二代目TDM850かGSF1200Sか、、で、ヤマハ発もいい加減信頼できないのと二台も同じバイクってのはアレなのでGSF1200S 黒 を選択した。
GSF1200Sに続く(笑)
2004/03/12
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