我が社に訪問される諸兄は、FZOCからの方が殆んどだと思う。
で、掲示板に「警察庁が高速道路での自動二輪の二人乗り解禁に向けパブリックコメントを募集していました」云々の書き込みがあったが、この件は掲示板で討論云々は遠慮して欲しいという書き主の希望があったので、不本意ながら思うところはこの場を借りて述べてみようと思う。
CEOの意見としては、高速道路での二人乗りの解禁自体は結構なことだと思う。
諸外国では一切このようなアホな掟は無いし、危険度は低いという統計もしっかりしているようだし。
そもそも危険だろうが何だろうが、自分で判断して二人乗車時にはマージンを取って運転すれば良いだけのことで、やって良いこと以外は全て規制したいのとされたいのがこの国の住人の嗜好かもしれないが、大きなお世話である。高速道路上には自動二輪以下の弱者は存在しないので、危険だろうがリスクを負うのはほぼ運転者側だけである。何か反対する理由があるのだろうか?
尤も、CEOは警察庁が「意見を聞く」という意味を考えると、聞いたことが例え99%解禁の意見であろうと、それを解禁するか非常に懐疑的である。多数決をとっている訳じゃあないし、外からの意見を聞くような物分りの良い組織では無いし。意見を聞くという姿勢を見せることが今回の主たる目的ではないだろうか。(全て、かもしれないが)
それに、、、言ってしまえばこのような問題は今のこの国には数え切れないほどあり、失礼ながらそれをいちいちこのような瑣末な問題に対して膨大なエネルギーを費やしながら、何も変えられないのだから、無駄極まりない、と愚考する。
もっと枝の部分ではなく、幹の方の問題から解決すれば良い、と思うのはCEOだけだろうか?
(ここからは脱線 笑)
CEOははっきりいって、今の政治体制には何の期待もしていない。今の民主主義ってやつにもだ。民主主義だけが唯一絶対の政体であるというのは妄想に過ぎない。たまたまその当時はそれが一番都合が良いように思われていただけである。どのようなシステムにも絶対などなく更新と変革は不可避であり、怠れば滅ぶ。そしてその時々
に都合の良い政体が選択されるだけだ。
何がいいたいか?っていうと、このままいくとそのうちこの国も一波乱以上はあるってことかな。何時、どういう形になるかは判らないが、、、それでも変に延命処置をするよりマシだと思うが。
で、具体策には、、、金の現物でも買え、ってとこかな?これとて絶対ではないが、リスクとしては最小に押さえられると思う。
もう一つ、自分でこの世の中のルールを変える事の出来るだけの人物になっておくか、若しくは子孫をそのような人物に仕立てておくか、かな?どっちも難しいが、後者の方がまだ可能性がありそうだな。(笑)
面倒くさい人は、何もしないか、とっとと亡命先を決めておくのも良いだろう。
一応言っておくと、「愛国心」とか言う言葉があって、それを教育に使おうとしているが、国にたいする「愛」とかなんとかと、現在の政治体制にたいする忠誠心とは全く別物である。それを推進したがっている連中は、それを正しく理解しているのだろうか?
その結果、現在の政体こそが国家にとって有害、という判断を下されて「愛国心」を発揮されたら自分たちの首が危ういんじゃあないの?(笑)
こういうことを言いつづけてると友人W氏の会社にマークされそうだがね(笑)
2004/01/15
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