6SHGが約205,000qでステーターコイル(ジェネレーター)がショートした。ので、今回はDIYで換装する事に。
必要部品等
5VX-15451-01 ガスケット クランクケースカバー(\488/)
5VX-81410-00 ステーターASSY (\25,725/)※(予備E/Gより部品取り)
工具等
液体ガスケット(スリーボンド1215or互換品)
ネジロック
接点復活剤
パーツクリーナー
オイルストーン
スクレーパー
ラスペネ等潤滑剤(オイルストーン用)
ガスケットリムーバー
ウエス
新聞紙等
4/5mmロングHEXレンチソケット
トルクスT-30 ビット/ソケット
トルクレンチ
ラチェット/Tハンドル等
手順
まず、センタースタンドを掛けておき、オイルが少々こぼれても問題無いように養生する。
インナーフェンダー左右を外し(4mmHEX×4)、タンク前のボルトを外し(5mmHEX×2)タンクを上げて、車体中央部付近にあるハーネス部のゴムカバー内のカプラーを探し出し、取り外す。
クランクケースカバー上部から出ているリード線を辿っていけば容易に探し出せる。
ステータASSYのカプラー
クランクケースカバーのボルト(5mmHEX×9)を外し、ステータASSYごとカバーを外す。この際、ケースとカバーの間に入っているダウエルピン×2をキチンと確保しておく事。
カバーからステーターASSYを取り外す。(トルクスT-30×3 +1)
クランクケース本体と、カバーの双方から貼りついているガスケットを「キチンと」落とす。
(大した面積でも無いが、今回は実験として先にガスケットリムーバー(ケミカル)を使ってみた)
普通なら、パーツクリーナーで清掃し、スクレーパーで掻き落とし、最後はオイルストーンで仕上げる。
新品のステータASSYを組み付ける。ボルトにはネジロックを使用。トルクは10Nm
リード線グロメット部には液体ガスケットを塗布して組み付けておく。
カバーにガスケットシートとダウエルピンを乗せ、クランクケースに組み付ける。セルモーターとの間にあるギア/シャフトは浮動し易いので、先にキチンと整列している事を確認しておく。
仮組みが出来たら、先にボルトを全て軽く廻して入れておき、対角線状に締め込んでいく。最後はトルクレンチを使う事。(12Nm)
エンジンがキチンと始動し、警告灯が消えるのを確認してオイル漏れ等無い事を確認後、各部を元に戻して終了。
クランクケースカバーを外した状態
2010/09/04
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