<リヤブレーキスイッチの機能不全>



先日、XJ6SのRのブレーキスイッチが機能していないコトに気がついた。
アチコチ曲げたり引っ張って試してみても機能しないので断線/接触不良でもなく、直接スプリングを引っ張っても機能しないので調整不足でもない。

YSPに出向いて部品をオーダーしようとしたら、確認の後流石に早すぎるので保証クレーム扱いとなって無料だった。

で、本日部品が届いたので自分で換えた。ショップに任せるのも一つの手ではあるが、どう考えても容易な作業だし折角の構造把握/経験取得機会を 逃す事もない。

調達部品

リヤブレーキスイッチ 20S-82530-00 (¥1,680/)

ブレーキスイッチ 白のテープはカプラー識別用     カプラー形式は2P 090型MT防水カプラ (IL型)

必要工具等

5mmヘキサレンチ
スプリングフック
+ドライバー等(サークリップ外し用の押す細い棒)
ドライタイプ接点復活剤
−ドライバー/プライヤー等(樹脂爪付きナット取り外し用)



作業手順

多分、カプラー部にアクセスするにはフュエルタンクを上げて上から作業したほうが楽なのだと思われるが、今回は右側面樹脂カバーを外してやっつけた。

5mmHEXボルトを外し、右下のサークリップ(樹脂プッシュリベット)を外し、カバーを外す。


右側面樹脂カバーを外した状態

コードを手繰るとコネクタ集合部に定番のカバーがある。その中に対応の防水コネクタがあるので、上部にある爪を抑えつつ引き抜けば取れる。
フレーム/スチールプレートの裏で、正直手が大きいと作業がしにくい。

コネクタを抜いたら、先にスイッチを車体から外す。ブレーキペダルにフックしてあるスプリングの一端は、スプリングフックを下から当てて無理やり曲げれば外せる(再利用しないので)

本体を廻して抜き取り、残ってしまう樹脂の爪付きナットは気にしないのならそのままにして使っても良いのだが、今回はクレーム保証故外した不良スイッチASSYは返却しなければならない為、−ドライバーでロックを外し、取り外した。

先にスプリングをブレーキペダルにフックさせ、樹脂の爪付きナットと本体の位置関係を元の高さと同じくらいに調整してからロックする。
後は、配線をプレートの裏を通してカプラーを繋ぐ。念の為に接点復活剤を噴霧しておくと良いだろう。

ブレーキランプの踏み込み/点灯位置を微調整し、樹脂カバーを取り付けて終了。

カプラーに手が届けば5分もあれば換装終了の実に容易な作業。当方は10分位は掛かってしまったが。

2013/11/30